2008年04月18日
根源的経済性
現在、「バフェットの教訓」(徳間書店)を読んでいます。
そうです。ウォーレン・バフェットの本です。
(最近書評ネタが多い!?)
普段読む本は経営者に関するものが多いのですが、業種は違えど偉人の教えは勉強になるはずと思い買ってみました。
経営者の立場で読んでいると、投資家からシビアに見たビジネス観というのが見えてきます。
そこで出てくるのが冒頭の言葉、「根源的経済性」です。
この本の言うところの「根源的経済性」というのは言葉を替えると優良なビジネスという意味で、インフラへの投資コストが少なく利益率の高いビジネスということのようです。
また、世の中の動向に左右されないビジネスという意味合いもあるようです。
(根源的経済性の高いビジネスは、たとえ愚かな経営者に変わっても、長期的に安定して利益を生み出す!)
バフェットは、「根源的経済性に富む」ビジネスにのみ投資することで、成功を収めたと言っています。投資家とすれば、全くもって正しいですよね。
この言葉は経営者として受け取ると、非常に重い意味を成します。
“自分が行っているビジネスは本当に、根源的経済性に富むものなのだろうか?”
これは、常に検証すべきテーマです。
うちの会社で言うと、メディアというビジネスとEC、広告代理(コミュニケーション・プランニング)があります。
このそれぞれの事業が果たして、優良なビジネスなのか?世相に左右されにくい安定したビジネスなのか?
勿論これは、企業のコアコンピタンスと直結します。
うちの会社のメインビジネスはメディア事業。これに関しては、利益の出し方は良く理解しています。
ECは、すなわち小売業。ここは競合が多く、競争が激しいエリア。独自の戦略が求められます。価格戦略、商品戦略、プロモーションなどの変数をどう決めていくか。
そして、広告代理も私的にはキャリアが長い分野。利益の出し方は理解していますが、うちの会社の強みを十分に理解する必要があります。
論語に「三省」という言葉がありますが、良書は自分自身を省みるとっても良い機会を与えてくれます。




