2005年11月04日
タイガーが老いを感じるとき
米ツアー最終戦、ツアー選手権の会場で、タイガー・ウッズが面白いことを言っていた。現在29歳、来年の開幕戦メルセデス選手権には30歳の大台に乗って臨むことになるわけだが、そろそろ加齢による肉体的な変化を感じるかとの質問に、タイガーは「そりゃ感じるよ」と、答えた。
「21歳のときと29歳の今とでは、僕の人生はまったく異なる。もちろんそれは様々な経験を通じて得られた財産で、以前はクヨクヨしていたことが、今はちっとも気にならなくなったんだ」
この言葉は、変化は変化でも肉体的な変化ではなく、むしろ人間としてゴルファーとしての成熟度の問題。で、肉体面に限った変化は、どうなのだろう。
タイガーいわく、「ゴルファーのピークは30歳代だと僕はずっと信じてきた。で、僕の場合も、僕自身のピークが30歳代ならいいなと思っている」
ということは、タイガーのピークはこれから訪れるということ。念願の年間グランドスラム達成も、来たる30歳代に実ると考えているようだ。だが、実際に今、彼は肉体的な変化を感じるときがあると言う。それは、スタートホールで起こるのだそうだ。
「1番ティに立って、300ヤードをぶっ飛ばそうとするとき、以前なら何ひとつ無理を感じることなく簡単にやってのけることができたんだ。でも、今はもうできないよ。そういうとき、年をとっているんだなって、つくづく感じる」
なるほど。タイガーが自らの老いを感じるのは、その日のスタートホールのティグラウンドに立ったとき。いきなりの300ヤードドライブができるかどうか。


まだまだショットの迫力は、衰えてないと思うが、、。でも、お疲れですか?
Photo/JJ Tanabe
それでは、もう1つ、気になること。エリン嬢との結婚は、タイガーにとってプラスに働いているのか、それともひょっとしてマイナス面があるのか。
「結婚したことで、僕のライフはずっと良くなっている。何がいいかって、とにかくバランスが取れているんだ。独身のころは、ゴルフから離れたいと思ったとき、マーク・オメーラたちと趣味のフィッシングに何度も行ったりしてばかりいただけど、結婚してからは、すべての面でバランスが取れている。生活のバランスがいいかどうか、それがより大きな成功に結びつくはずだと僕は思う」
あーあ。、ご馳走さまでした‥‥。
舩越園子



