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2006年01月31日

最新掲載記事(ライブドア)

舩越園子の最新掲載記事は
下記でご覧いただけます。

http://sports.livedoor.com/golf/namagol/detail?id=2973700

最新掲載記事(週刊東洋経済)

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1月30日発売の週刊東洋経済で
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2006年01月28日

シニアのツアーは楽しい!

久しぶりに米チャンピオンズツアーの試合会場へ来ている。シニアの選手たちは、やっぱり一皮向けているのか、若いPGAツアー選手たちに比べると、どこかおっとりしている。だから、試合会場全体がソフトで和やかな雰囲気に溢れているのだ。

朝、メディアセンターで仕事をしていたら、突然、ダンボール箱を抱えた男性が入ってきた。よくよく見ると、その男性はブルース・フライシャー。チャンピオンズツアーで賞金王に輝いたこともあるトッププロだ。

フライシャーは以前からよく知っている。何度か、独占インタビューもやったことがあるし、彼のご自慢の豪華バスに乗せてもらったこともある。フライシャーに会ったのは2年ぶりぐらいだったと思うが、光栄なことに彼も私の顔を見て、「おーい、久しぶりじゃないかあ。元気だったかい?」とうれしそうな表情を見せてくれた。

「で、その箱は何?」と尋ねると、フライシャーは中から新品のゴルフシューズを何組も取り出し、1つ1つ履いてはスウィングする真似をして、履き心地を確かめていた。そのうちに、彼が箱の中から、何かのコピーを取り出し、私に手渡してくれた。「何、これ?」「これはなあ、この前、見つけた面白い話。有名なコメディアンの言葉なんだけど、なかなか味のある言葉がいっぱいなんだ。是非、キミも読んでみてくれよ」

コメディアンの名は、ジョージ・カーリンと記されていたが、そんなコメディアンは全然知らない。が、書かれていた言葉は確かに味があった。

「人々の家はどんどん大きくなるのに、家族は小家族化、核家族化しているこの世の中」
「お金が手に入ると、高い買い物をするけど、買い物の楽しみ度は減っていくね」
「高層ビルの豪華な家に住んでも、気持ちは低層になるばかり」

‥‥とまあ、「何かが良くなりゃ、何かが悪くなる」という話なのだが、なるほどと頷かされるものが多く、読みながら苦笑してしまった。

「で、ブルース、この紙の束、どうするつもり?」「もちろん、ツアーの選手たちに配るんだよ!」

なにやら宣教師みたいだが、こんなことを真面目に行って楽しんでいるトッププロがいる--そんなシニアのツアーは、その場に居るだけで、こっちも楽しくなる。

ブルース・フライシャー.jpg
初日、ふと足元を見ると、ゴルフシューズではなく、履いているのはテニスシューズ。サイズが少し小さかったとか。
Photo/JJ Tanabe

2006年01月27日

最新掲載記事(ライブドア)

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http://sports.livedoor.com/golf/pga/detail?id=2949666

2006年01月26日

最新掲載記事(朝日新聞)

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http://www.asahi.com/sports/golf/TKY200601260171.html

2006年01月24日

最新掲載記事(ワッグル)

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1月21日発売のワッグル3月号でご覧いただけます。

これぞ、報い

ゴルフというものは本当に難しい。安定して好成績を示し、とってもがんばったとわかっていても、必ずしも勝利にはつながらないことがある。だが、世間の評価は、何勝を挙げたかということで下されがちだ。それゆえ、選手にとっても、「僕はこんなにがんばったのに、大した活躍をしなかったってことになってしまっている‥‥」という場合が往々にしてある。日本人選手で言えば、丸山茂樹はその典型。そして、アメリカ人選手で言えば、クリス・ディマルコがその典型だった。

ディマルコは2000年シーズン以来、賞金ランクでずっとトップ20を外れたことがない。この安定性はピカイチ。しかも昨年は、マスターズでタイガー・ウッズとの死闘を演じ、プレジデンツカップでも米国チーム勝利の立役者として奮闘した。だが、勝利数を見ると、2002年のフェニックスオープン以後はゼロ。それゆえ、シーズン開幕戦のメルセデス選手権にも出られず、悔しい思いをしてきた。そう、今年のメルセデスのように出場資格があっても欠場してしまう選手がいるのだから、いっそのことあの試合は、前年の優勝者が欠場意志を表明した場合、前年が未勝利でも賞金ランクあるいは世界ランクの上位者から順に繰り上げ出場させたらいいのになんて思ってしまう。

メルセデスの話はさておき、がんばりのわりには、どうも勝利の女神から突き放され気味だったディマルコが、先週、欧州ツアーのアブダビ選手権で猛追の末の優勝を飾った。もちろん、欧州ツアーでの勝利だから、これで来年のメルセデス出場が決まったわけではない。だが、優勝の2文字をつかんだことで、今年はやっと勝利の女神がディマルコ贔屓になり始めたような気がする。この大会では、妻のエイミーがバッグを担いでの優勝だったから、ディマルコの喜びもひとしおだ。

ディマルコは、かつてひどいイップスに悩み、ゴルフをやめようかと思った経験がある。それでも諦めず、ゲーターグリップなる変則グリップを採用して復活。今では米ツアー屈指のパットの名手になった。どん底から這い上がるサバイバル精神を持ちながら、彼の人柄はとっても温和で腰が低い。そんなディマルコのがんばりぶりが、今年は米ツアーにおける勝利につながり、世間から「正当な評価」が得られるようになってほしい。

クリス・ディマルコ1.jpg
ディマルコ一家。昨年5月撮影。マスターズで2位となり、インタビューが殺到していた時期だった。
Photo/JJ Tanabe

2006年01月21日

ヘルメットおやじ

試合会場には、ときどき風変わりな人がいる。ヘルメットをかぶったオヤジがいた。失礼な言い方だが、風貌が小汚い。どう見てもゴルフをする雰囲気ではなく、観戦にきたギャラリーとも思えない。
ゴルフとは無縁なムードのこのオヤジ、しかし、よくよく見ると、ヘルメットにたくさんのサインがある。あれっ、やっぱりゴルフファン?

声をかけてみた。聞けば、このオヤジはコースメンテナンスのスタッフの1人だという。で、ヘルメットのサインを眺めて見たら、フレッド・ファンクなんかのサインもちゃんとある。「フレッドのファンなんですか?」と尋ねると、「フレッド?いやあ、選手の名前とかは、よく知らないんだけど、せっかく自分たちが整備したコースで試合があるんだから、サインぐらいもらって参加意識を楽しもうかなと思っただけですよ」と笑った。

参加意識--大切なことだと思う。トーナメント会場の主役はあくまでプレーヤーだけれど、その背後にはたくさんの裏方さんがいる。そして、大勢のギャラリーが来る。だからこそ、試合が成り立つ。そして、さまざまな人々は、それぞれの方法で、自分たちも試合に参加したという意識を感じ取る。だから、みんな楽しいのである。

ヘルメットおやじは、ゴルファーのファンではないが、それでも何かの方法で、自分もこの試合に貢献した1人だということを実感したいと思った。それは、とっても素敵なことだと思う。

作業員1.jpg

作業員2.jpg
作業員の仕事はプレー開始前が大忙し。
Photo/JJ Tanabe

2006年01月20日

最新掲載記事(ゴーゴル、新・書斎のゴルフ)

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ゴーゴル1月号、新・書斎のゴルフNO.11でも
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http://sports.livedoor.com/golf/pga/detail?id=2897985

2006年01月18日

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http://sports.livedoor.com/golf/pga/detail?id=2871092

メジャーチャンプがキャディ!?

ソニーオープンで珍しい光景を見た。バッグを担いで練習場へやってきたあるキャディ。ちょっぴり「老け顔」(失礼!)で、どこかで見たことがある。よくよく考えて思い出した。そう、このキャディは、かつての全米オープン覇者、スコット・シンプソンだ!

シンプソンといえば、1987年にオリンピッククラブで開催された全米オープンで、トム・ワトソンに1打差で競り勝ったチャンピオンである。その彼が、なぜキャディを?

スコット・シンプソン.jpg
キャディ姿、かなり似合ってますよ!!
Photo/JJ Tanabe

「私は以前、ハワイに住んでいたんだけど、昔、私に握手を求め、一緒に写真を撮った子供がいたんだ。その子供が、この試合のマンデー予選を通過したと聞いて、キャディを買ってでたのさ」

すごい話だ。現在、シンプソンはカリフォルニアのサンディエゴに住んでいるのだが、かつてのファンのために、海を渡ってハワイまでやってきて、そしてキャディ。幸運にもメジャーチャンプにバッグを担いでもらったのは、パーカー・マックラクリンなるハワイの選手。見事、予選を通過し、シンプソンに4日間、きっちり「仕事」をさせた。シンプソンのごときビッグな選手が、惜しげもなく好意を提供するからこそ、アメリカのゴルファー層は厚いのだと、つくづく思った。

2006年01月15日

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2006年01月12日

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http://www.asahi.com/sports/golf/TKY200601120134.html

ウォーミングアップ

ソニーオープンが始まった。先週のメルセデス選手権に出場できなかった選手たちにとっては、このソニーオープンが今季の開幕戦。ウォーミングアップ気分の選手もいれば、いきなり優勝や上位入りを狙っている選手もいるわけだが、そんな中、田中秀道のウォーミングアップはユニークだった。

と言っても、このウォーミングアップは、練習を開始するときの文字通りのウォーミングアップ。かつて、左打ちでウォーミングアップするのは片山晋呉のオハコだったが、田中も左打ちウォーミングアップを以前から採り入れている。

田中の場合、まずはスウィングスピードという重めのスティックで左打ちの素振りを数回。これで体を少し慣らしたら、今度は左打ち用のフェアウエイウッドで実際に球を打つ。このとき、ブラッシュティというブラシ状のティペッグを使うところが、田中なりのユニークさだ。右打ちは、それから。

ウォーミングアップに何段階もの工夫を凝らしているのは、怪我を防ぎ、疲労回復を兼ねた体調管理に務める田中の苦肉の策なのだ。プロゴルファーは体が命。一見、ちょっとしたことが生命線になるあたり、プロキャリアの厳しさの表れだと感じた。

田中のウォームアップ.jpg
温暖な気候のハワイからゆっくりとスタート、とはいかないのがPGAツアーの厳しさだ。
Photo/JJ Tanabe

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http://sports.livedoor.com/golf/pga/detail?id=2813007

2006年01月10日

アップルビーの優勝

スチュワート・アップルビーが開幕戦メルセデス選手権で優勝した。大会3連覇は50年ぶりの偉業。しかし、その偉業より、私にとってはうれしいことがある。

アップルビーの悲しい過去をご存知だろうか?前妻リネイを目前の交通事故で失ったのだ。事故から1年後、彼にその話を取材し、2人で一緒に泣いたことがある。あのとき彼は、「いつかは結婚すると思う。人生には伴侶が必要だから。でも、僕はリネイを生涯忘れない」と涙ながらに語ってくれた。

一昨年だったか、そんな彼の自宅を訪ねた。再婚した妻アシュリーとの愛の巣。すっかり元気を取り戻したアップルビーは、しかしその家にリネイとの約束だったワインセラーを作り、アシュリーを愛しながらも、亡くなったリネイを心の奥底で愛していた。

そんなアップルビーが昨年、メルセデスを2連覇した直後、長女のエラちゃんが生まれた。そして今年。3連覇を果たしたアップルビーを、アシュリーはエラを抱いて見守り、アシュリーのお腹の中には2番目の子供が宿されている。そんなこんなを考えながら優勝した彼の姿を眺めるのは感慨深かった。人は誰かを愛しながら生きる。だから強い。ゴルフの試合を取材しながら、そんなことを考えていた。

AP2.jpg
悲しみのあとには、大きな幸せが。
Photo/JJ Tanabe

2006年01月09日

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http://sports.livedoor.com/golf/pga/detail?id=2783242

2006年01月07日

いよいよ2006年

みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。年末は久々に日本へ帰っていたため、新年直前にNYの自宅へ戻ると、たくさんの郵便物が届いていた。その中に、定期購読しているアメリカの雑誌などが山積みになっており、1つ1つ手に取っていくと、いきなり目に飛び込んできたのは、なんと宮里藍ちゃんの表紙。ゴルフの週刊誌であるゴルフウィークの表紙が、米LPGAのQスクール最終予選でトップ通過した際の藍ちゃんの写真で飾られていたのだ。

Golfweek.jpg
Photo/JJ Tanabe

アメリカのゴルフ雑誌で表紙を飾るというのは、なかなか大変なことである。優勝しても、同じ週に開催された別の大会の優勝者のほうが話題性に富んでいたり、優勝者ではなくても何か大きな話題を提供した人物(ゴルファー)がいたりすると、表紙はそっちに持っていかれてしまう。大抵の場合、無名の外国人選手は優勝しても表紙にはならないものだ。しかし、藍ちゃんは、いきなりドカーンと表紙デビュー。しかも、通常の大会の優勝ではなく、Qスクールのトップ通過。Qスクール以前は、アメリカではほとんど無名だったわけだし、言わずと知れた外国人。それで表紙に採用されたのだから、こりゃ、ちょっとした「事件」なのだ。

しかしながら‥‥アメリカの他のゴルフ雑誌、スポーツ誌などを見ると、米LPGAの今年の注目選手として取り上げられているのは、やっぱりポーラ・クリーマーやモーガン・プレッセル、ミッシェル・ウィー、あるいは女王アニカ・ソレンスタムとなっている。藍ちゃんが他のゴルフ雑誌や今回のゴルフウィークの表紙を再度飾るためには、やっぱり優勝しかないということになる。

いよいよ、2006年。藍ちゃんの米ツアー参戦史の始まりだ。ルーキーイヤーに勝てるかどうかは、もちろん本人次第。日本のゴルフファンが彼女に寄せる期待はそりゃ大きいし、日本のメディアもみな手薬煉引いて待っている。だが、彼女の負担を過度に重くしないよう、とりわけ取材の第一線に立つメディアは配慮してあげることも大切だと思う。大きく取り上げるのは、彼女が本当に活躍できたときでいい。周囲が才能をつぶすことがないよう、私自身、肝に命じておこうと思う。

2006年01月04日

淋しい幕開け

米PGAツアーが早くも開幕した。メルセデス選手権は昨シーズンの優勝者だけが出場できる栄えある大会。毎年、華やかな幕開けになるはずなのだが、今年はなんだか淋しげだ。と言うのも、タイガー・ウッズが「オフが必要」ということで欠場しているのみならず、そのほかにも欠場者が続出なのだ。

まずはフィル・ミケルソン。彼の場合、「家族と過ごす時間がほしい」という理由で毎年、この大会は欠場。それゆえ、別段、驚くことではない。ちょっぴり驚きなのは、レティーフ・グーセンやパドレイグ・ハリントンまでもが欠場していることだ。

世界ランクの上位者を見ると、足の負傷で昨シーズン後半の欠場を余儀なくされたアーニー・エルスは未勝利に終わったため、今年のメルセデスの出場権がない。マスターズやプレジデンツカップでの大健闘が目立ったクリス・ディマルコも未勝利だし、ハンサムボーイのアダム・スコットも未勝利。それゆえ、スター選手であるはずの彼らの姿もカパルアにはない。

アーニー・エルス.jpg
昨シーズンの後半は居なかったのに、存在感は十分。ゆえに、いないのは寂しい。
クリス・ディマルコ.jpg
昨シーズンの活躍は目覚しいものがあった。ゆえに、いないのは寂しい。
アダム・スコット.jpg
昨シーズン、確か勝ったよねえ。でも、非公式扱い。ゆえに寂しい。
Photo/JJ Tanabe


結局、世界ランクのトップ10のうち、メルセデス出場者はビジェイ・シン、セルジオ・ガルシア、ジム・フューリックの3人だけなのだ。

いやいや、なんとも淋しい幕開けではないか。折りしも日本は藍ちゃんにあやかる女子ブーム。せめて、米男子ツアーが盛り上がってくれれば、男子ゴルフへの注目度も高まるのだが、この顔ぶれでは、テレビの視聴率はどうなることやら‥‥。

だが、何が起こるかは、始まってみないとわからない。とんでもない出来事が勃発するかもしれないし、なんと言っても、オフの間、試合観戦できなかったゴルフファンたちは、早くトーナメントゴルフを見たくてうずうずしているかもしれない。とにかく、面白い展開になってくれればいいなあ‥‥と思っているのは私だけだろうか?

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