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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年01月07日

いよいよ2006年

みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。年末は久々に日本へ帰っていたため、新年直前にNYの自宅へ戻ると、たくさんの郵便物が届いていた。その中に、定期購読しているアメリカの雑誌などが山積みになっており、1つ1つ手に取っていくと、いきなり目に飛び込んできたのは、なんと宮里藍ちゃんの表紙。ゴルフの週刊誌であるゴルフウィークの表紙が、米LPGAのQスクール最終予選でトップ通過した際の藍ちゃんの写真で飾られていたのだ。

Golfweek.jpg
Photo/JJ Tanabe

アメリカのゴルフ雑誌で表紙を飾るというのは、なかなか大変なことである。優勝しても、同じ週に開催された別の大会の優勝者のほうが話題性に富んでいたり、優勝者ではなくても何か大きな話題を提供した人物(ゴルファー)がいたりすると、表紙はそっちに持っていかれてしまう。大抵の場合、無名の外国人選手は優勝しても表紙にはならないものだ。しかし、藍ちゃんは、いきなりドカーンと表紙デビュー。しかも、通常の大会の優勝ではなく、Qスクールのトップ通過。Qスクール以前は、アメリカではほとんど無名だったわけだし、言わずと知れた外国人。それで表紙に採用されたのだから、こりゃ、ちょっとした「事件」なのだ。

しかしながら‥‥アメリカの他のゴルフ雑誌、スポーツ誌などを見ると、米LPGAの今年の注目選手として取り上げられているのは、やっぱりポーラ・クリーマーやモーガン・プレッセル、ミッシェル・ウィー、あるいは女王アニカ・ソレンスタムとなっている。藍ちゃんが他のゴルフ雑誌や今回のゴルフウィークの表紙を再度飾るためには、やっぱり優勝しかないということになる。

いよいよ、2006年。藍ちゃんの米ツアー参戦史の始まりだ。ルーキーイヤーに勝てるかどうかは、もちろん本人次第。日本のゴルフファンが彼女に寄せる期待はそりゃ大きいし、日本のメディアもみな手薬煉引いて待っている。だが、彼女の負担を過度に重くしないよう、とりわけ取材の第一線に立つメディアは配慮してあげることも大切だと思う。大きく取り上げるのは、彼女が本当に活躍できたときでいい。周囲が才能をつぶすことがないよう、私自身、肝に命じておこうと思う。

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