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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年02月11日

ミケちゃん発言

AT&Tぺブルビーチで、フィル・ミケルソンとビジェイ・シンの前週のやり取りが密かに明るみになった話は、先日、ライブドアのコラムに書いたばかり。それに続いて、インタビュールームに呼ばれたミケルソンの次なる発言が、米メディアたちの失笑を誘っていた。

公けの場では常に優等生の発言をするミケルソン。それが、他の選手たちの妬みの対象になっていることは、他の選手たちもメディアも周知の事実だ。それに輪をかけるようなミケルソンの発言を聞いて、さすがに笑わずにはいられなかった。

そもそもぺブルビーチの大会は、本戦がプロアマ形式で、おまけに最終日までアマが同組でラウンドする。アマが一緒ゆえ、1ラウンドに要する時間は5時間を越えることも多く、そんな大会形式を嫌って欠場する選手が年々増えている。

そんな中、ミケルソンはにこやかに、こう言ったのである。
「この大会では、ラウンドにどれだけ時間がかかっても構わない。いや、長くかかればかかるほどウエルカムだよ。何と言っても、この大会の最大の目的は、有名人アマチュアと一緒にプレーを楽しむことにあるんだからね」

えっ?そうだったの?最大の目的は楽しむこと?ちょっと違うんじゃないだろうか。出場するアマチュアは、プロと一緒にプレーすることを楽しむのが最大の目的でもいいけれど、プロは楽しみながらもやっぱり好プレーを披露して好順位を得て、賞金を稼ぐことを最大の目的とすべきなのではないんだろうか。それがどうもやりにくいということで、他の多くのトッププロたちは、この大会をスキップするようになってしまったのではないんだろうか。

4日間プロアマ形式で、最終日までアマが一緒というのは、米ツアーの中では唯一、この大会のみである。それでも、超有名人アマが出るから人々の興味を引いてきたのだが、近年はそのアマチュアの顔ぶれもだんだん悪くなり、今年は常連だったケビン・コスナーなども姿を消してしまった。そろそろ大会形式を見直すなり何なりしないと、プロもアマも顔ぶれは最悪になってしまう。

そんな中で、「楽しむことこそ」と語ったミケルソンの発言は、大変ご立派。だが、そんなふうに立派すぎるからこそ、またまた妬まれてしまうわけで、世の中、ホントに難しい。

ミケルソン.jpg
妬まれようが陰口を叩かれようが、強いミケルソンの笑顔が曇ることはない!?
Photo/JJ Tanabe

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