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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年03月11日

こんなところも国際化

米ツアーの試合会場には、コーポレートテントというのがある。企業が巨大なテントを貸し切り状態にして、クライアントを招待したり、自社の社員たちの慰労に使ったりするものだ。テント内はたいていの場合、冷暖房完備。大きなテレビモニターが設置され、試合の経緯はテントの中で全部見ることができ、もちろんおいしい料理や飲み物、おみやげなどがたくさん用意されている。企業がテントの貸し切り料として支払うお金は、PGAツアーの大きな収入源となる仕掛けだ。

3月に入り、ツアーがフロリダシリーズに移った。その第1戦はマイアミで開かれたフォード選手権。タイガー・ウッズの大会2連覇に終わり、会場にはたくさんのギャラリーが訪れた。コポレートテントも大賑わい。コースを歩いていたら、ふと日本語に出会った。あるアメリカの銀行のコーポレートテントの前に看板が立てられており、そこにはなんと13カ国語で「ようこそ」が書かれていたのだ。英語はもちろんのこと、マイアミという土地柄でスペイン語は欠かせないのだが、そのほかに日本語や中国語、ロシア語もあるのが、なんとも不思議。

日本人の多いハワイでの試合会場なら、日本語に出会うこともある。だが、ツアーが本土に移り、しかもマイアミという日本から最も遠いアメリカの地で、ちょっとした看板に日本語が書かれているのは、とても珍しい。米ツアーメンバーには世界20カ国以上からの出身者がいるが、企業が試合会場に設置した看板に、日本語を含めた13カ国もの言語を目にしたとき、ああ、国際化って、こういうところでも進んでいるのだなあと、そんなことを考えてしまった。

多国語.JPG
最下段の言葉はロシア語。そういえば、N・ファルドがモスクワにゴルフコースをデザインしてましたっけ?
Photo・JJ Tanabe

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