2006年03月16日
淋しく厳しい戦いの場
米LPGA会場。パッティンググリーンで練習する大勢の韓国人選手の中に懐かしい姿を見た。パク・セリだ。かつては一世を風靡したパクだが、長年のスランプで成績は大低迷中。もはや、かつての勢いも華も感じられない。
何気なく、彼女のバッグに近寄った。バッグの横っ腹には、大きな文字が「Se Ri Pak」と自分の名前が書かれているではないか。普通なら、有名選手のバッグのこの位置には、スポンサーのロゴがでかでかと出ているもの。もちろん、契約によるものだ。だが、ここに自分の名前があるということは、スポンサーがいないということ?目を凝らして何度も眺めまわしたが、やっぱりスポンサーロゴは見当たらない。
あれほど世の中で騒がれ続けたパクが、ひとたび成績低迷となると、スポンサーをすべて失う……当然のことなのだろうけれど、黄金期に苦労して彼女の独占インタビューを取った昔の日々を経験しているだけに、余計に勝負士の世界のはかなさと厳しさを痛感してしまった。ちょっぴり淋しかった。

近年、台頭する韓国勢の火付け役でもある。盛者必衰、というにはまだ若い。復活に期待!
Photo/JJ Tanabe



