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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年03月29日

バイオリズムの底

体調を崩したため、毎年必ず取材していたプレーヤーズ選手権に行くことができず、とっても残念だった。でも、仕方がないと自分に言い聞かせ、気を取り直して、じっくりとテレビ観戦していたら、相棒カメラマンのJJ田辺が、現場で撮影したいろいろな写真を電送してきた。現場感が伝わってくるような写真を見ていたら、いろんなことが頭をよぎった。

レティーフ・グーセンが2日目のラウンド後、夕暮れの中で黙々と練習している写真があった。グーセンはいつも寡黙で、静かな人だけど、努力は人一倍だ。いつどんなときでも努力を惜しまないからこそ前進がある。それだけ練習しても、今回は絶好調だったスティーブン・エイムスに追いつけず、2位になった。だが、グーセンのそんな前向きさ、ひたむきさが報われる日はきっと来るだろう。

グーセン.jpg
Photo・JJ Tanabe

練習といえば、練習の虫のビジェイ・シンだって、あんなに日ごろから練習しているのに、今回は最終日にどうしたわけか77と崩れ、最終組で回りながらも優勝争いの蚊帳の外になってしまった。

努力はすぐさま報われることもあるけど、なかなか報われないと感じることのほうが多い。何をやってもうまくいかない、結果が出ないなんてことが、延々続くことだってある。そんなときは、バイオリズムの底にたまたま出くわしてしまっているのだから焦っても仕方がないのだと、あっさり流して、とにかく努力だけは続けたほうがいいのだと、先月取材した際、青木功プロが教えてくれた。

私自身、病気やら手術やらと自分の身にいろんなことが起こりつつある今、もしかして私は今、バイオリズムの底にいるのだろうかと思ってしまう。だが、そうならそうで、そのうち上を向くだろうと思うしかない。底にいるのなら、これ以上、悪いことは起こらないのだと、そう思ったほうがいい。いろんなことが起こってこそ人生、いろんなことが起こるからこそ人生なんだと、いつだったか、インタビューした誰かが言っていたけど、誰の言葉だったか、今、思い出せない。まあ、この際、誰でもいい。その通りだと信じれば、それでいい。

現場からの写真を眺めながら、そんなことを考えた。

ところで、私の相棒カメラマン、JJ田辺のブログが始まりました。
http://www.blog-site.jp/protour/
みなさん、見てくださいね。

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