2006年06月30日
最新掲載記事(デイリースポーツ、ライブドア)
全米女子オープンに関する
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2006年06月30日
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2006年06月29日
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2006年06月28日
全米女子オープン開幕を控え、宮里藍がパット調整に必死になっている。そんな中、ちょっぴりほのぼのさせられるシーンが、これ。並んでいるのは、メイ・ウッドなるアメリカ人選手。昨秋のQスクールで藍ちゃんと一緒に合格し、今季をルーキーとして迎えている同期生だ。藍ちゃんは21歳、ウッドは22歳と年齢も近い。「ときどき、夕食もご一緒している」とウッド選手。しかし、大きな差があるのは、見ての通り、身長だ。

ウッドは185センチ。あのミッシェル・ウィーは180センチ。つまり、あのウィーより背が高いのが、このウッド選手。そして、藍ちゃんは154センチ。藍ちゃんとウッドは30センチ近くも身長差があるわけで、これだか違えば、アークの差から生じる飛距離差が絶大なものになるのは当然だ。
そう言えば、現地を訪れている藍ちゃんパパの優氏が、「(アメリカには)不動さんより強いのがゴロゴロいて、みんなパワーエンジンをつけている」と言っていた。さすが、的を射た表現である。ウッドはまだ新人で実力全開とまではいっていない様子だが、こんなにビッグな肉体の持ち主がエンジン全開となれば、小さな藍ちゃんの強敵になることは必須。
そう考えると、すでに3度も最終日最終組に食い込んでプレーしている藍ちゃんのがんばりは凄い。体は小さいけれど、藍ちゃんのエンジンは大きな選手のエンジンより強力なパワーを生み出すものであってほしいと、つくづく思う。

Photo/JJ Tanabe
2006年06月23日
全米オープンで最後には2位タイに食い込んだジム・フューリック。だが、前週は腰痛で途中棄権するなど、全米オープンの出場自体が危ぶまれていた。
前週、突然の腰痛に襲われたのは、実を言うと、ホテルの部屋で歯磨きをしていたときだという。洗面台に向かって前傾した途端、ピリッと痛みが走り、「4日間をプレーできる気がしなくなって棄権した」そうだ。
フューリックにとって全米オープンは、かつてチャンピオンになった大事な大会。絶対に出場したいという一心でウイングドフットにやってきた。そのフューリックを直撃した米メディアから、腰痛を起こした状況をこと細かに尋ねられ、正直に「歯磨きしてたらね……」と告白。しかし、最後にこう付け加えたそうだ。「歯磨きしていて腰を痛めたなんて書かれたら、あまりにも格好悪い。せめて、燃え盛るビルの中から逃げ遅れた子犬を助け出そうとして腰を痛めたとか何とか、作り話を書いてくれる?」
フューリックらしいジョークだ。ぎっくり腰になる人は、たとえばお風呂で石鹸を拾おうとして腰にピリッと痛みが走ったとか、そんな例が多いらしい。だから、「歯磨きしてて……」も別段、不思議ではない。でも、本人にしてみれば、できれば隠したい恥だったらしい。だが、あのウイングドフットで2位タイになる健闘ができたのだから、腰を痛めた原因は、この際、歯磨きでも何でもいいのでは?

Photo/JJ Tanabe
2006年06月22日
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2006年06月21日
全米オープンは優勝確実と思われたフィル・ミケルソンが18番でダブルボギーを叩き、ジェフ・オギルビーに勝利が転がり込むという大どんでん返しの結末だった。
オギルビーのメジャー初勝利が決まり、18番グリーンで表彰式が始まったころから、グリーンサイドにアダム・スコットがカジュアルシャツ姿でたたずんでいた。スコットとオギルビーは同じオーストラリア出身の親友。タイガーにそっくりなスウィングと甘いマスク、それにプレーヤーズ選手権というビッグタイトルを手に入れているスコットのほうがメジャー優勝に近いと目されてきたが、オギルビーに先を越され、ちょっとばかり心中穏やかではないはず。けれど、親友の快挙を讃え、「おめでとう」と直接声をかけたい一心で、スコットはわざわざグリーンサイドまでやってきて、表彰式が終わるのを待っていたのだ。
優勝カップを掲げ、大勢のカメラマンたちのリクエストに応えながらポーズを取るオギルビー。チャンピオンだけが味わえる「行事」もようやく終わり、オギルビーが18番グリーンからクラブハウスのほうへ歩き出した。けれど、オギルビーには「おめでとうコール」が殺到している様子で、彼は携帯電話を耳に当てたまま歩いている。
そして、悲劇は起こった。電話の会話に夢中のオギルビーは、長い間、ずっと立って待っていたスコットにまったく気が付かず、スコットの前を素通りして行ってしまったのだ。スコットは、「あー、行かないで~」と言わんばかりに手を伸ばしかけたが、ガードするポリスマンやら関係者やらに囲まれたオギルビーにリーチすることはできず、結局、スコットはただの待ちぼうけ。かわいそうすぎるではないか……。
傍で見ていたゴルフチャンネルのリポーターが、すかさずスコットをつかまえ、オーストラリア時代の話やオギルビーとの逸話などをインタビューし始めた。それで少しは救われた(?)のかもしれないが、人気面でははるかに上をいくスコットが、メジャーチャンプとなったオギルビーに「無視」されてしまったそのシーンは、実力社会の厳しさを物語るというよりは、スコットには気の毒だが、大いに笑えた。

Photo・JJ Tanabe
2006年06月15日

明日から全米オープンが始まる。やっぱり、メジャーはいいものだ。全米オープンのタフなコース設定は、間違いなく見ごたえのある戦いを見せてくれるはず。そう思うと、ドキドキしてくる。
今年の開催コースはウイングドフット。距離的なタフさに加え、3段階のラフの深さ、大きく傾斜したグリーン等々、チェックポイントは多々ある。

そんなコースを目前にして、選手たちは恐怖心を抱く者、ワクワクドキドキする者、不安になる者など、感じ方は人それぞれ。そして、そんな選手たちをさまざまな面からサポートしようと努力しているのがキャディたちだ。
今田竜二のバッグを担ぐケイシー・ケロッグが、ヤーデージブックを見せてくれた。そこには、細かいデータはもちろんのこと、グリーンの傾斜や落としどころなどが豆粒のように小さな数字と矢印で綿密に記入されていた。「こんなに細かい情報を取るのは大変でしょ?」と尋ねると、ケイシーいわく、「うーん、でも、このヤーデージブックの大元はフレッド・ファンクのキャディから買ったんだけどね」。
日本でも、外国人キャディのお手製ヤーデージブックがクラブハウスの片隅で「売買」されている現場を目撃したことがある。あれは、もちろん米ツアーでの「慣習」が日本ツアーに持ち込まれたものなのだ。で、ケイシーがファンクのキャディから買い取ったお値段は「20ドル!」だそうで、ケイシーはその大元の情報に自分なりの情報、今田の飛距離や攻め方に合った情報を書き足し、あそこまで詳細な完璧ヤーデージブックを作り上げたそうだ。
メジャーとなると、キャディたちも大変だ。選手以上に時間と労力を費やし、脚光を浴びるのはやっぱり選手。まあ、それは仕事の分担だから仕方ないといえば仕方ないのだろうし、優勝や上位フィニッシュとなれば、キャディが手にする「分け前」もなかなかのもの。それだけに力も入るわけだが、ケイシーいわく、「オレはオレのボスが大好きだからがんばっているだけ」。うーん、麗しき選手とキャディの愛情物語。これが、輝かしきサクセスストーリーへ発展してくれることを祈ろうではないか。

Photo/JJ Tanabe
2006年06月12日

宮里藍の初優勝が期待された全米女子プロ選手権が終わった。この1週間、あちらこちらで膨大な量の宮里報道が日本の方々にもたらされたと思う。もちろん私も、その報道の一部に携わり、今も会場のメディアセンターで、原稿を書き終えたところ。
クタクタになりながら、ふと思ったことがある。この大会の英語の名前は「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ・プレゼンテッド・バイ・コカコーラ」なのだが、日本の新聞等では「全米女子プロ選手権」と統一されており、マクドナルドのマの字も出てこない。だから、高額なスポンサー料を払っているというのに、マクドナルドがスポンサーであることが日本の方々には伝わらないのだなあと気の毒に感じているのだ。
日本の新聞表記は共同通信社の表記に合わせることが慣例となっている。もし、共同通信社が「マクドナルド全米女子プロ選手権」という具合に表記を変えれば、新聞社は各社一斉に右へならえとなるはず。
そういえば、大会の開催地は「ハバードグラス」なのだが、英語の発音はどう聞いても「ハブデグレイス」。開催コースは「ブルロック」だが、発音は「ブリーロック」という感じ。もし、日本の方々がこの地を訪ね、日本の報道で覚えたとおりに、「全米女子プロ選手権が行なわれたハバードグラスのブルロックはどこ?」と現地で尋ねたら、おそらく現地のアメリカ人は「?」となってしまうだろう。
そんなことを考えると、クラブハウスのベンチに座っていたドナルド人形が悲しげに見える。マクドナルドはどこへ行ってしまったのか……。

Photo・JJ Tanabe
2006年06月09日
今週の全米女子プロ選手権に関する
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2006年06月08日
米女子ツアーのメジャー第2戦、全米女子プロゴルフ選手権が開幕する。通常、メジャー会場で選手を小1時間も確保して独占インタビューなんてものを行なうのは、勝利を目指す選手にとって、いい迷惑。それゆえ、そんなリクエストは、言ってみればご法度なのだが、今回はさまざまな方の助力を得て、韓国人選手のスター、キム・ミーヒョン(金美賢)のインタビューをさせていただいた。
その内容については、来月発売のゴルフ雑誌「ワッグル」誌上でお楽しみいただきたいのだが、ちょっとした驚きを覚えた出来事を、この場でご紹介しよう。
米女子ツアーにミーヒョンと同期で入ったのは、あの福嶋晃子だ。そう、福嶋とミーヒョンが同じ年のQスクールで一発合格した日のことは、今でも昨日のことのように覚えている。そして、2人はルーキー・オブ・ザ・イヤーを競い合い、結果的に受賞したのはミーヒョンだった。
そのぐらいのことは、当時、福嶋を取材していた私でも把握していたのだが、びっくりしたのは、2人の対決とその行方を、韓国内のゴルフファンがものすごい興味を抱いて見守っていたという裏話だ。
ミーヒョンのインタビュー中、話の流れで、一緒に夕食を食べに行こうということになった。だが、ミーヒョンと食事をするなら、彼女のご両親もお誘いしなければ。で、ミーヒョンは英語がわかるものの、ご両親は英語がほとんどわからない。もちろん、日本語もわからない。私は英語と日本語はわかるが、韓国語はまったくわからない。となると、食事中の会話が困難になると思い、私は普段から仲良しの韓国人メディア3人に同行を求めた。で、大人数の食事会に発展。その場で耳にしたのは、こんな話だった。
「この記者が、アキコ・フクシマの取材をするため、当時、日本まで行ったんですよ」「えーっ?韓国から、わざわざそのためだけに飛行機に乗って行ったの?」「そうそう。だって、あのころ、体が大きくてパワフルなアキコと、小さなミーヒュンのライバル対決は、韓国のゴルフファンの最大の注目だったからね。そこまで時間とお金をかけても、アキコの取材には価値があったんだ」
へーっ!それは知らなかった。98年、99年ごろの話だ。福嶋の動向に興味があったのは日本のゴルフファンであって、まさか韓国のゴルフファンがそれほど福嶋に興味津々だったとは、まるで知らなかった。
いやいや、国際交流はだから楽しい。世の中、知らないことが山ほどある。

ミーヒュンのドライバースウィング。こんなに低いところからヘッドが走る!
Photo・JJ Tanabe
2006年06月07日
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2006年06月04日
今週は大変な1週間を送りつつある。月曜に自宅のNYを出て、男子ツアー、メモリアルの会場があるオハイオ州コロンバスへ飛行機で移動した。翌日の練習日に会場で取材。その翌日の水曜にコロンバスから乗り継ぎを含めて8時間かけて、アリゾナ州フェニックスへ飛行機で移動。木曜日にあるアメリカ人選手の自宅へ行き、ロングインタビュー&撮影。その翌日の金曜日、再び8時間かけてオハイオへ戻った。
ところが、メモリアルは雨でサスペンデッドが続き、まだ第2ラウンドが終了できていないという状況。おまけに、丸山茂樹は右肩を痛めて途中で棄権しており、深堀圭一郎は予選落ちの危機に瀕していた。
それでも、せっかく戻ってきたのだからと思って、土曜日にメモリアル会場へ。だが、やっぱり深堀は予選落ちしてしまい、あーあ、残念だなあと思いながら、欧米選手たちの取材などをしていた。今週のLPGAの試合の経過を何気なくチェックしてみたら、えっ、藍ちゃんが首位!大変だ。初優勝するかもしれない。
ということで、土曜日の午後、あわてて飛行機を手配し、メモリアル会場を急いで離れて空港へ。これから移動して、明日の最終日、藍ちゃんの優勝争いを取材する予定だ。
オハイオの空港で飛行機を待つしばしの間、ゲートの前にマッサージチェアを発見。あまりの疲労から、その椅子に吸い寄せられ、コーヒーを片手に3分間のマッサージで束の間の休養。
これほどドタバタの1週間も珍しい。せっかく行くのだから、藍ちゃんが優勝してくれたらいいのだが……。

1ドルで3分間のマッサージチェア。飛行機の待ち時間も短く感じる!?