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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年06月08日

そうだったんだ~!

米女子ツアーのメジャー第2戦、全米女子プロゴルフ選手権が開幕する。通常、メジャー会場で選手を小1時間も確保して独占インタビューなんてものを行なうのは、勝利を目指す選手にとって、いい迷惑。それゆえ、そんなリクエストは、言ってみればご法度なのだが、今回はさまざまな方の助力を得て、韓国人選手のスター、キム・ミーヒョン(金美賢)のインタビューをさせていただいた。

その内容については、来月発売のゴルフ雑誌「ワッグル」誌上でお楽しみいただきたいのだが、ちょっとした驚きを覚えた出来事を、この場でご紹介しよう。

米女子ツアーにミーヒョンと同期で入ったのは、あの福嶋晃子だ。そう、福嶋とミーヒョンが同じ年のQスクールで一発合格した日のことは、今でも昨日のことのように覚えている。そして、2人はルーキー・オブ・ザ・イヤーを競い合い、結果的に受賞したのはミーヒョンだった。

そのぐらいのことは、当時、福嶋を取材していた私でも把握していたのだが、びっくりしたのは、2人の対決とその行方を、韓国内のゴルフファンがものすごい興味を抱いて見守っていたという裏話だ。

ミーヒョンのインタビュー中、話の流れで、一緒に夕食を食べに行こうということになった。だが、ミーヒョンと食事をするなら、彼女のご両親もお誘いしなければ。で、ミーヒョンは英語がわかるものの、ご両親は英語がほとんどわからない。もちろん、日本語もわからない。私は英語と日本語はわかるが、韓国語はまったくわからない。となると、食事中の会話が困難になると思い、私は普段から仲良しの韓国人メディア3人に同行を求めた。で、大人数の食事会に発展。その場で耳にしたのは、こんな話だった。

「この記者が、アキコ・フクシマの取材をするため、当時、日本まで行ったんですよ」「えーっ?韓国から、わざわざそのためだけに飛行機に乗って行ったの?」「そうそう。だって、あのころ、体が大きくてパワフルなアキコと、小さなミーヒュンのライバル対決は、韓国のゴルフファンの最大の注目だったからね。そこまで時間とお金をかけても、アキコの取材には価値があったんだ」

へーっ!それは知らなかった。98年、99年ごろの話だ。福嶋の動向に興味があったのは日本のゴルフファンであって、まさか韓国のゴルフファンがそれほど福嶋に興味津々だったとは、まるで知らなかった。
いやいや、国際交流はだから楽しい。世の中、知らないことが山ほどある。

KMH.jpg

ミーヒュンのドライバースウィング。こんなに低いところからヘッドが走る!
Photo・JJ Tanabe

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