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舩越園子のGOLF JOURNAL

2006年06月23日

作り話?

全米オープンで最後には2位タイに食い込んだジム・フューリック。だが、前週は腰痛で途中棄権するなど、全米オープンの出場自体が危ぶまれていた。

前週、突然の腰痛に襲われたのは、実を言うと、ホテルの部屋で歯磨きをしていたときだという。洗面台に向かって前傾した途端、ピリッと痛みが走り、「4日間をプレーできる気がしなくなって棄権した」そうだ。

フューリックにとって全米オープンは、かつてチャンピオンになった大事な大会。絶対に出場したいという一心でウイングドフットにやってきた。そのフューリックを直撃した米メディアから、腰痛を起こした状況をこと細かに尋ねられ、正直に「歯磨きしてたらね……」と告白。しかし、最後にこう付け加えたそうだ。「歯磨きしていて腰を痛めたなんて書かれたら、あまりにも格好悪い。せめて、燃え盛るビルの中から逃げ遅れた子犬を助け出そうとして腰を痛めたとか何とか、作り話を書いてくれる?」

フューリックらしいジョークだ。ぎっくり腰になる人は、たとえばお風呂で石鹸を拾おうとして腰にピリッと痛みが走ったとか、そんな例が多いらしい。だから、「歯磨きしてて……」も別段、不思議ではない。でも、本人にしてみれば、できれば隠したい恥だったらしい。だが、あのウイングドフットで2位タイになる健闘ができたのだから、腰を痛めた原因は、この際、歯磨きでも何でもいいのでは?

ジム・フューリック.jpg
Photo/JJ Tanabe

コメント

全米Openは、毎朝早くから起きて見ていました。フューリックはUSPGAの選手の中でも好きな選手です。確か青木プロも好感の持てる選手だと述べていたことを思い出します。
昨年8月にラフからのショットで腰を痛め、3ヶ月間競技会を休んだ経緯があります。現在はカイロプラクティックの先生のお陰で競技会に復帰しています。フューリックも早く回復できると良いですね。Taitleistの話が面白かったです。いつもレポートを有難う御座います。このレポートを読むと自分もツアーの一員のような気分にさせられます。これからも楽しい取材を、またお体に気をつけてお過ごし下さい。小生69歳、毎週1回の競技会に出るのを楽しみに、余生を送っています。それではまた。

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