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2006年09月28日

いいんだけど……

ライダーカップは欧州チームの圧勝だった。愛妻を失くしたばかりのダレン・クラークを盛り上げようというチームの団結力も素晴らしかったが、若い力、とりわけセルジオ・ガルシアのパワーはすごかった。一方の米国チームも若い力はありあまるほどあったはずだが、若い=未熟、ということだったのかもしれないし、その若い力を引き出すべきベテランの統率力にも欠けていた。

ともあれ、欧州チームの主役は悲劇のヒーローとなったクラーク。そして、最も活躍したのはガルシア。そのガルシアだが、どうやら最近、グレッグ・ノーマンの娘モーガンと交際中という噂。だからって、別にどうというわけではないのだが、ガルシアのガールフレンドというと、かつてはテニス界のスターだった。当時、ガルシアは彼女の試合を観戦に出かけたり、ゴルフの試合会場でテニスの練習をしたりと、そりゃもう彼女に夢中。ちょうどそのころ、ガルシアの成績は下降していた。

結婚したり、子供が生まれたり、そういう幸せをつかむのは、プロゴルファーにとっても、誰にとっても、当然の権利なのだけれど、つかんだはずの幸せが元でアスリート魂が消えうせることもあるといえば、ある。いつだったか、フレッド・カプルスにインタビューしたとき、彼はこう言った。「最初の妻と離婚したときは、気分がすっきりして晴れ晴れしていた。その後はゴルフに打ち込めた。再婚して幸せな家族の生活を味わい始めると、ゴルフへのモチベーションがすっかり下がり、とにかく家にいたくてたまらなくなった」。

その幸せな家族との生活も先ごろ、終焉。カプルスは今、3番目の妻となるかもしれない女性と交際中。ツアープロは全米で最も離婚率が高い職業の1つと言われており、かのトム・ワトソンも離婚経験者。カプルスのみならず、ニック・ファルドもグレッグ・ノーマンも、ちょうど今、離婚に直面している状況だ。

両親が離婚に接している今、ノーマンの娘とつきあい始めたガルシア。その先に何が待ち受けているのかは神のみぞ知るところ。だが、怖いのは、ノーマンの娘が米ツアープロのマーク・ヘンズビーとも交際しているという、さらなる噂。米PGAツアーの中で三角関係のもつれ……なんてことにだけは、なってほしくないものだ。ん?我ながら、老婆心で、すいません。

ガルシア1.jpg
Photo/ JJ Tanabe

2006年09月27日

悲しい日々

バイロン・ネルソンが亡くなったというニュースが飛び込んできた。悲しい知らせだ。ネルソンは通算52勝を挙げた巨匠だが、中でも1945年だけで18勝を挙げ、そのうちの11試合は出場連続優勝という大記録の持ち主。メジャーでも5勝を挙げたが、あっという間に引退してしまったところが、またまた稀な存在。日本の芸能界で言えば、さながら山口百恵のように。、潔い引退をした人物だ。

今年のバイロン・ネルソン選手権では、94歳とは思えないほど元気な笑顔で、出場選手たちとうれしそうに握手を交わしていた。まだまだ、ご健在という感じだっただけに、死去の知らせは驚きだった。

女子ゴルフ界でも、先日、パティ・バーグが亡くなったばかり。そして、日本では丹波哲郎さんが亡くなったばかり。惜しい人を亡くしたというフレーズが、こんなにもぴったり当てはまる人物が、続けざまに3人もこの世を去ってしまったのかと思うと、やるせない気持ちでいっぱいになる。

人間、いつかは死んでしまうといえば、それまでだが、元気な姿を見て数ヶ月後に聞かされる訃報ほど、悲しいものはない。バーグ、丹波氏、そしてネルソンのご冥福をお祈り申し上げます。

バイロン・ネルソン氏1.jpg
今年の『バイロンネルソン選手権』でも、いつものように18番グリーン横で上がってくる選手たちを笑顔で迎えていた。

バイロン・ネルソン氏2.jpg
Byron Nelson (1912-2006)

Photo・JJ Tanabe

2006年09月22日

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行くべきか、行かざるべきか

ちょっと面白い話を聞いた。テキサスオープンの初日、全米プロチャンプのリッチ・ビームがスタートを控えて、トイレへ行くべきか、行かざるべきか、迷っていた。なぜ迷う必要があるのか?行きたきゃ行けばいいだろう。だが、ビームいわく、「ジャック・ニクラスは、スタート前に絶対にトイレに行かなかったんだってさ」。一体、なぜ?「ジャックは、運も何もかも、すべてを抱えてスタートしたほうがいいと信じていたんだってさ」。

本当だろうか?だとしたら、丸山茂樹はどうなるのだろう?調子がいいときも悪いときも、ラッキーが続いているときもアンラッキーが続いているときも、丸山はラウンド中、何度もトイレへ行く。多いときは2ホールか3ホールに1回ぐらい、コース上の仮設トイレへ走っていく丸山。

もし、二クラス説が本当だとすれば、丸山の運はラウンドの途中で何度も失われていることになる。しかし、たとえそうだとしても、トイレに行きたいのを我慢してショットやパットに集中できるとは、とても思えないし、力強いショットが打てるとも思えない。私なら、スタート前に必ずトイレに行くと思うのだが、ゴールデンベアは、そこまで迷信担ぎだったということなのだろうか。

それにしても、選手というのは、妙なことにこだわることがある。で、ビームは結局、トイレに行ったのか、行かなかったのか……迷った挙句、彼はトイレへ走っていった。

ジャック・二クラス.jpg
ゴルフには、我慢が大切?
Photo/JJ Tanabe

2006年09月21日

最新掲載記事(朝日新聞)

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http://www.asahi.com/sports/golf/TKY200609210152.html

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のどかな裏試合

今週は米PGAツアーのテキサスオープンに来ている。欧米対決のライダーカップがアイルランドで今週開催されるため、このテキサスには大物選手がおらず、関係者の多くもアイルランドへ行ってしまっているため、とにかく、のどかなムード。同週にビッグ大会が行なわれているときのいわゆる裏試合というのは、普通はさびれた雰囲気だったりするのだが、このテキサスオープンは、さびれた雰囲気ではなく、のどかだ。

なぜ、のどかなのだろう。たぶん、大会関係者たちの「いい大会にしよう」という気持ちが強いからだと思う。とにかく、その努力がすごい。たとえば、練習日のお昼どき。ドライビングレンジの一角にテキサスのオバチャマたちがやってきて、その場で バーベキューを始めたのだ。ローストビーフやら煮マメやらポテトサラダやら、いかにも家庭でお母さんが作るようなメニュー。それを大きな台の上に並べ、簡単なプラスチックのお皿や使い捨てのナイフ&フォーク、これまた自家製みたいなアイスティーとカップ。用意ができたと見受けられるころ、選手もキャディもツアーレップもメディアも、みんなでどんどん列をなし、オバチャマたちから、「これも食べる?」と聞かれてよそってもらう。こんなにのどかなムードを味わったのは久しぶりだった。

大会関係者の努力はメディアセンターでも、ひしひしと感じられた。練習日の朝、普通ならあるはずのコーヒーがどこにも見当たらず、コーヒー好きの私は関係者に「コーヒーはどこにあるんですか?」と尋ねた。すると、「ああ、まだ用意ができていないのよ。とりあえず、誰かにもってこさせるからね」。すぐさま1人のオジサンがカートに飛び乗り、あっという間にコーヒーを持って戻ってきた。「しばらくこれで我慢してね」。午後になると、近くのホテルから調達してきた業務用コーヒーメーカーが登場。中身はスタバのコーヒー。関係者は「これでコーヒーが好きなだけ飲めるから、キミも仕事がはかどるでしょ?」と笑顔。

なんて優しいんだろう?こんなに親切なメディアセンター係りの人々、見たことがない。「もうすぐ、この近くでシニアの試合もあるんだよ。それには来ないの?また来るなら、ちゃんと始めからコーヒーを用意して待っているよ」。シニアの試合にも、ものすごく来たくなってきた。

選手たちは、もう1度戻ってきたいと感じる大会を「いい大会」と呼ぶ。同じように、メディアだって、また来たいなと感じる大会は「いい大会」だと思う。人間の感情なんて、案外、単純なのだ。普段から、「いい人」とか「いい何々」と表現するとき、その大元には、たぶん、ちょっとした親切やちょっとしたやり取りがあるのではないかと思う。

テキサスオープン.jpg
撮影後、ありがたくご馳走になりました!
Photo・JJ Tanabe

2006年09月18日

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2006年09月16日

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2006年09月15日

大ちゃんは帰国する!?

ミッシェル・ウィーが予選通過に挑んでいる米PGAツアーの大会、84ランバークラシックの会場で丸山大輔に会った。前回、ウィーが挑戦したジョンディアクラシックでは、そのウィーと同組になった大ちゃんだが、今回は同組にはならず、ほっと一息。スタート前、ひっそりとドライビングレンジで球を打つ大ちゃんを後方から眺めていたら、なんとなく今年の米ツアーデビュー当時より、その背中が大きく見えた。

思えば、今年のソニーオープンで初試合を迎えたころの大ちゃんは、「ハワイでこれだけ緊張するんだから、アメリカ本土に行ったら、どうなっちゃうんだろう」と不安な表情を見せて下を向いていた。あのころの大ちゃんは、まだアメリカにもアメリカツアーにも不慣れで、何から何まですごいものに見えてしまっていたのだろう。

だが、ひとつ、またひとつと試合をこなすにつれ、どんどん慣れ、同時にどんどん自信を増しつつある今、彼の表情はデビュー当時とはまったく違う。ウィーと同組で回ったときだって、熱中症で倒れそうになっていたウィーに気を遣いながらも、彼は上位を保ちつつ自分のプレーに集中し切った。そんなことができるのは、彼が米ツアーメンバーとして成長した証だ。

現在、賞金ランク83位。今季終了時点で70位以内に入れば、来年はベイヒルインビテーショナルのような招待試合、ビッグトーナメントへの出場資格が得られる。それゆえ、大ちゃんの今の目標は、その70位以内で今季を終えることだ。

で、もしシーズンエンドを迎える以前に70位以内を確定することができたら、大ちゃんは即座に日本へ帰るつもりだという。帰国して、日本ツアーの残りの試合に出場し、そこで優勝や上位入りを目指し、日本ツアーの来季シードも取ってしまえということらしい。いや~、やっぱり自信をつけると、考えることや目指すものも変わってくる。いろいろ欲が出てくる。

この「欲」こそが、プロアスリートにとって糧となる。最高のモチベーションになる。大ちゃんは日ごろから大人しくて地味で物静かだが、実は心の中で熱い闘志を燃やしている。その闘志が、目に見える「欲」、言葉で伝わる「欲」に変わってきたのは、それだけ彼がアグレッシブになってきたということ。

がんばれ、大ちゃん。目標はどんどん上げて行けばいい!

丸山大輔.jpg
今週の大会は残念ながら予選落ち。しかし、“しり上がり”が持ち前の大ちゃん!今後、さらに期待できるぞ!
Photo・JJ Tanabe

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2006年09月13日

相棒のバースデー

宮里藍が帰国し、日本女子プロ選手権で最年少優勝!日本のゴルフファンの注目が、全部、藍ちゃんに向いている今、アメリカにいる私と相棒は、今年始めての休息タイムを迎えている感じだ。ずっと休みなくアメリカ中、ときにはイギリスも含めて動き回っていたせいか、突然休むと、かえって疲れがいっぺんに出てしまう。何をやっても疲労感が抜けず、マッサージに行ったり、病院に行ったり。気持ちが張り詰めた状態で取材し続けているときのほうが、なにやら体調がいいような気さえしてくる。

そんな中、今日、9月13日、私の相棒カメラマン、JJ田辺が34歳のバースデーを迎えた。早いもので、コンビを組んでから9年ぐらいの歳月が経ったことになる。歳月が経ったということは、そのぶん2人とも年を取ったわけだが、最初はカメラの扱い方するわからなかったJJが、今では立派なカメラマン然として仕事をこなしているのだから、まあ、2人が取った年は決して無駄ではなかったのだと、ちょっぴり安心する。

このブログの写真をいつも撮影しては入れているのもJJ。さまざまな新聞や雑誌、ネット記事などに掲載されている私の原稿の横に載っているのも98%ぐらいはJJの写真。相棒のことをあんまり褒めると、手前味噌になってしまうし、彼もすぐさまつけ上がる(?)ので、ここだけの話にしたいと思うが、彼の写真は、ゴルフ写真ではあるけれど、ときどき心が感じられるから好きだ。

心--それは、被写体に対する愛情のようなものだと思う。たとえば、ゴルフ場で歩き回って取材しているとき、ふと見かけた幼い子供や自然の中に生きる動物たち、そういったものにJJはことさら敏感だ。もちろんゴルファーそのものを撮るときでも、相手の性格や癖、おそらく考えているであろうことを、感じ取った上で、それが一番写真に表れるような撮り方をする。だから、彼の写真から伝わってくる心は、JJ自身の心であり、被写体の心でもある。それが、写真を見る者にも伝わってくるのかもしれない。
まあ、ちょっと褒めすぎだけれど、誕生日だということで、みなさん大目に見てください。

思うに、写真のみならず原稿にしても、この心というものは、とても大事だと私は思う。取材するとき、インタビューするときも同じで、相手の心と自分の心が一体化とまではいかなくても、どこかで重なる部分がないと、いい言葉は引き出せないし、相手は本心を見せてはくれない。言葉だけのやり取りだけでは、いい原稿は書けないと思う。これまで、たくさんの取材をしてきて、失敗だったなあと思うときは、単なる言葉のやり取りだけで終わってしまったときだ。そんな失敗は、もちろん数え切れないほどおかした。今でも、本当にいい取材ができたと思えるのは、10回中1回あるかないか。それでも、その貴重な1回を目指して、毎回がんばる。たぶん、それが私の仕事の醍醐味なのだと感じている。

JJの撮影も、テクニックや知識に走らず、あるいはこの9年ほどの経験から来た「慣れ」に頼ることなく、10回中1回、いやもしかしたら50回中1回かもしれない貴重なシャッターチャンスを目指して、これからもがんばってほしいと思う。相棒あっての私であることは、この私自身がよくわかっているのだから。

余談だが、JJのブログというのを、ご存知だろうか?
http://www.blog-site.jp/protour/
JJは、なかいま強先生の「黄金のラフ」(小学館)に登場するJR田辺のモデルだ。
だが、最近なぜかJJは頭を丸刈りにしてしまったので、漫画のJR田辺とずいぶん異なる雰囲気に
なってしまった。まあ、丸刈りのJR田辺が、そのうち登場してくれれば、JJとJRが再び同じになるわけで、そんなに深く考えることもない、か。

ともあれ、お誕生日おめでとう、JJ!

JJ田辺BD.jpg
THANK YOUで~す。今後も、よろしくお願いしま~す。
(まだボーズでない頃の写真です。そのうち、自身のブログでお披露目します。)
JJ

2006年09月08日

ヒデちゃん……

今週のPGAツアーの試合はベルカナディアンオープン。会場へは行っていないが、自宅のNYにいながら、気になって気になって仕方がないことがある。それは、田中秀道の来年のことだ。

あれは去年の暮れ。田中選手も私も年末は日本にいたため、都内の某ホテルで会い、ゴルフ雑誌「ワッグル」に掲載するためのインタビューを行なった。去年といえば、06年のフル出場権はほとんど無理だと思われていた田中選手が、シーズン終盤のクライスラー選手権で3位に食い込み、文字通り「最後の追い込み」で一気にシード獲得にこぎつけた年。その直後だったため、田中選手の意気は上がっており、「来年は勝ちますよ。うん、僕は勝ちますよ」と、強く言い切った姿が印象的だった。それまで、「勝ちます」なんて一度も言ったことがなかった田中選手が、そう言ったのだから、私にとってはかなりの驚き。それゆえ、今季の彼には大きな期待を寄せていた。

田中秀道1.jpg

だが、今季の成績は昨季よりさらに下がり、いまだに稼いだ賞金は5万ドルちょっと。もう残り試合で優勝するぐらいしか、来季のシード権獲得への道はない。もっと言えば、強豪選手の出場が少ないサザンファームあたりで優勝しても、優勝賞金は54万ドルしかないわけだから、賞金ランクで125位には入れないという状況。もちろん勝てば2年シードはもらえるけれど、1勝しても125位に入れなかった珍しいケースになってしまう。いやいや、そんな心配は優勝してからすればよいわけで、とにかく田中選手には、もう後がない。

田中秀道2.jpg

そんな中で迎えた今週のベルカナディアンオープンは、ここ数年、開催コースが毎年のように変わっており、今年は03年と同じハミルトンファーム(オンタリオ)。そう、03年の同大会で、田中選手は3日目終了後に首位に立っており、最終日最終組で優勝争いを演じた末、4位タイになった。そのときと同じコースで回る今年、強かったころの感覚が田中選手の中によみがえり、トップ3ぐらいに食い込んではくれないだろうか……なんてことを、祈るように想像しながら、ヒデちゃんの行く末を心配してしまう私。NYはすでに秋の気配。秋の夜長に考えることは、ヒデちゃんの来年だ。

田中秀道3.jpg
早くこの笑顔を取り戻して欲しい。
Photo・JJ Tanabe

2006年09月07日

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ゴーゴル(9/10月号)で
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2006年09月06日

ドレスコードはなくなったけど…

ドレスコードという言葉をご存知だろうか?Dress Code. 服装規定のことである。ゴルフ場といえば、以前はアメリカでもえり付きシャツと決まっていたし、ジーンズやホットパンツ、タンクトップはご法度だった。が、どんどんそのあたりの規定がゆるくなり、最近のアメリカのゴルフ場では、よほど格式の高いプライベートクラブでない限りは、どれも暗黙のOKが出てしまっている。

そんな中、米ツアーのドレスコードはどうか。男子プロは、短パン禁止、一応、Tシャツ禁止。「一応」と書いたのは、タートルネックの襟部分がうんと小さなシャツがOKとされっているため、そのあたりになると、遠めには襟つきなのかTシャツなのか、ほとんど見分けがつかないからだ。

女子プロは、やっぱり以前はホットパンツがNOだったため、短いパンツといえば、膝がちょこっと見えるぐらいのキュロットが主流だった。しかし、近年はホットパンツもタンクトップも、やたらと見かけるようになっており、女子ツアーのドレスコードも、いつの間にか形骸化しているようだ。

そんな中、米女子ツアーで最も短い過激ホットパンツを履いているのは韓国のジョン・ジャン。彼女の場合、はちきれそうなパチパチの太ももがその短いホットパンツからむき出しになっているため、余計にホットパンツ姿が過激に見える。だが、いかにも健康的な出で立ちゆえ、過激に短いホットパンツ姿でも、嫌らしさはまったくなく、むしろ「うーん、元気そう!」と感じるところが、なんとも面白い。

ジョン・ジャン.jpg

先日、宮里藍とジャンが同組で回ったことがあった。2人が並んで歩く姿は、正面から見るとさほど似ていないのだが、どうしてだか後方から見ると、まるで双子のよう。なぜだろう?藍ちゃんのパンツは、ジャンのパンツほど短くはないけれど、ひょっとすると2人の体型が酷似しているのかもしれない。だから、後姿が双子のようにそっくりなのだ。

ということは、藍ちゃんがジャンのホットパンツを履くと、あんなふうにパツパツのムチムチに見えるってこと?うーん、ちょっと藍ちゃんのイメージから外れる気がする。やっぱり藍ちゃんは、今の藍ルックが、一番似合うんだろうなと思う。

ジョン・ジャン2.jpg
ん~、二人とも強そうな後姿。
Photo・JJ Tanabe

2006年09月05日

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2006年09月02日

ドーピング?

スポーツ界のあちらこちらで、ドーピングという言葉を聞く。ゴルフ界はどうなのだろうかと疑問を抱いている方もいると思う。が、ゴルフとドーピングの結びつきというのは、ちょっと他のスポーツとは事情が違うのかもしれない。というのも、興奮剤的なドラッグがゴルフにどこまで役立つのかという点が、何とも言えないからである。

米PGAツアーのティム・フィンチェム会長の発表によれば、ツアー側は選手たちにドーピング検査をするつもりはないとのこと。「スポーツ界の動向を無視することはできないし、われわれは常にその動向に注意を払っている。だが、選手たちに守るべき決まりを守ってほしいと伝える以上のアクションが必要かどうかは別の話だ」とフィンチェム会長。つまり、いわゆるドラッグがゴルフに好影響を与えることを証明する確固たる証拠がいまだにないのだから、わざわざドーピング検査なんぞは必要ないというスタンスを取っているのだ。

一方、出場4試合連続優勝を飾って快走中の世界ナンバー1プレーヤー、タイガー・ウッズは「ドーピング検査を積極的にやるべきだ。誰がドラッグを使っているかどうかを知ることより、我々選手がドラッグを使っていないことを検査で証明して、ゴルフ界のピュアな面を明らかにすべきだよ」と、フィンチェム会長とは真っ向から反対のスタンスを取る。

米PGAツアーでは、違法なドラッグを使用することや処方箋が必要な薬を処方箋なしで手に入れて使用することを禁止しているが、もしもそれらの薬を使ったとき、果たしてゴルフのスコアが良くなるものかどうか。ロングドライブコンテストのような飛ばし合戦なら、かなり効果が出そうな気もするが、ドラッグで見も心も興奮しすぎてしまったら、しびれるパットなんて一生カップインしないように思える。

ともあれ、米PGAツアー以外の試合、たとえば、いくつかの州のアマチュア大会や米国外で開かれるプロの大会などの一部では、すでにドーピング検査が行なわれている。その面で、世界一の米PGAツアーがなぜか遅れを取っているのは、なんとなく解せないと感じているのは私だけだろうか。

ドーピング検査.jpg
Photo/JJ Tanabe

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