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2007年01月30日

アニカ引退説はウソ!?

先日、女子ゴルフ界の女王アニカ・ソレンスタムの引退説が報道された。彼女がスウエーデン紙のインタビューで語った言葉が「そのまま」報道されたとのこと。これを聞いたとき、まあそろそろそういう時期なのかもしれないなと思う一方で、賞金女王の座を奪われた途端、おめおめと引退するのは彼女らしくないとも思った。

そう、アニカらしくない!どうせ引退するなら、女王に返り咲いてからにしてほしい……そんな期待が、次なる報道で現実になった。アニカはAPの取材に対し、「すぐにも引退するとか、ゴルフに対するモチベーションが下がったとは言っていない」と答えたのだ。で、APがスウエーデン紙の記者に確認したところ、その記者がアニカの言葉を引用ミスしたこと、おまけに彼の記事が英語に訳される過程で誤訳があったことなどが、引退説報道の真相のようだ。

離婚後、私は女一人でゴルフの道を貫いていくとでも言わんばかりに好成績を挙げ続けたアニカは、その直後からボーイフレンドをゲット。今はその彼氏がマネージャー役を務め始めているが、どちらも、すぐに結婚する意志はないと言う。「今は07年シーズンに向けてモチベーションがどんどん上がっているところ。今季が楽しみなんです。だから引退なんてありえない。そりゃ、いつかは結婚(再婚)もすると思うけど、今、私にとって大切なのはゴルフです」とアニカ。「彼女とは、いつかは結婚したいけど、それは少なくとも5年以上も先のこと。今は彼女がやりたいようにゴルフに専念させてあげたい」とマネージャー氏。

なるほど。女王引退は、まだまだ起こらない。とすれば、今年も米女子ゴルフ界は、女王の座を争う激戦が予想される。いやいや、アニカ引退説が誤報で、良かった良かった。

引退撤回ソレンスタム.JPG
「引退なんて、まだまだよっ!」
Photo/JJ Tanabe

2007年01月27日

空しい話

なんとも空しい話がある。デービス・ラブのバッグを長年担いできたジョン・バークが今年からラブの元を去ってしまった。今のところ「個人的理由」とだけしか明かされていないが、ジョンといえば、ときにはラブを奮起させ、ときにはラブをなぐさめ、励まし、ずっとラブの相棒として彼を支えてきた存在だ。そのジョンが、ラブから離れていったことは、なんとも空しい出来事だ。

一体、なぜなんだろう。すぐに思いつくのは、ラブの成績の下降。キャディは一般的には選手の賞金の10%が取り分ということになっているが、あくまでも個人と個人の契約で口約束に近いから、ラブとジョンがどんな取り決めをしていたかはわからない。かつてラブがアメリカを代表するツアープロとして活躍していたころはジョンの取り分もかなりのものだった。が、首や肩の痛みが悪化した昨今はラブの成績が下降し、ジョンの手取りも減っていた。キャディにも生活があるから、選手の成績悪化によって関係解消というのは、よくある話ではあるが、これまで2人でがんばってきた20年近い歳月は何だったのだろうと、どうしても思ってしまう。

もっとも、ジョンがラブの元を去った理由は、実はお金ではないかもしれないわけだから、私が勝手に嘆いていても、あんまり意味はない。ジョンの家族に何かが起こったのかもしれないし、何かが原因でジョンがラブの怒りをかったのかもしれない。だから今はこの出来事を空しい話だと決め付けてはいけないのだろう。けれど、名コンビが一つ、米ツアーから消えてしまったことだけは確か。その事実だけでも私には十分に空しい話である。

ちなみに、今年のラブのバッグを担ぐのは誰かというと、すでに終了したハワイでの2試合ではフレッド・カプルスの専属キャディであるジョー・ラカバだったが、来週のFBRオープンでは元プレーヤーで現ラウンドレポーターのマイク・ハルバート。それ以降はラブの弟のマークがキャディに戻ることになっているそうだ。この出来事でラブのやる気が失せたり、成績がもっと悪くなったり、そんなことにだけはなってほしくない。がんばれ、ラブ!私はずっと密かなるラブファン。陰ながらアナタを応援していますよ~!

ラブIII&キャディ(本文).jpg
昨年は3年ぶりの勝利を挙げたが、別れてしまった2人(左がジョン・バーク=06年ツアー選手権)。
Photo・JJ Tanabe

2007年01月25日

最新掲載記事(朝日新聞)

舩越園子の最新掲載記事(朝日新聞)は
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http://www.asahi.com/sports/column/TKY200701250167.html

2007年01月22日

最新掲載記事(デイリースポーツ)

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1月21日付けデイリースポーツ夕刊
1月22日付けデイリースポーツ朝刊で
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2007年01月21日

驚きのランキング

面白いランキングが発表された。06年の収入ランキング。賞金のみならず、広告等への出演やイベント参加料、契約金など、プロゴルファーのさまざまな収入の合計額によるランキング。男女を問わずランク付けしたものだが、トップ6は以下の通りになっている。

1位タイガー=約100M
2位ミケルソン=約44.5M
3位パーマー=27.5M
4位シン=24.8M
5位ノーマン=22.6M
6位ウィー=20.2M

タイガー、ミケルソン、シンは、なるほどと頷けるのだが、3位のパーマー、5位のノーマン、6位のウィーは意外だった。現役から完全引退したパーマーが3位というのは、やっぱりキングの貫禄。ノーマンはプレーヤーというよりビジネスマンとしての活動がメインになっているのだが、ホワイトシャークの売れ行きは行き詰っているというのがもっぱらの噂だったから、それで5位にランクインというのは、かなり意外。

そして最も驚きだったのはウィーの6位だ。プロ転向時の契約金10億円が破格だったのはご存知の通り。しかし、昨年後半からは成績が振るわず、今年もソニーオープンで断トツ予選落ちを喫したばかり。ウィーはもうダメかななんて声が聞こえてくる中での6位だから、彼女の人気にあらためて唸らされた人も多いことだろう。

A 20M Girl.jpg
賛否両論だが、ウィーへの注目度は依然高い。
Photo/JJ Tanabe

それにしても、女子プロゴルファーの中でウィーがトップになり、一方で長年の女王アニカ・ソレンスタムが引退を示唆するコメントを発表したというのは皮肉だ。まあ、皮肉というより、歳月の流れを示しているということなのだろうか。栄枯盛衰。君臨する者もいつかは去る。時代の移り変わり、世代交代。だが、あのアニカがゴルフ界を去ってしまったら、やっぱり淋しい。人々が「あの人がいなくなるなんて淋しい」と感じてくれるうちに引退するのは、スターの去り方としては立派な引き際なのかもしれない。日本の芸能界でいえば、山口百恵風?となると、タイガーが去るのはいつごろになるのだろうか。そのときまで私はゴルフジャーナリストとして仕事を続けているのだろうか。うーん、未来は果てしない。

2007年01月16日

キラリと光るもの

日本人選手たちの開幕戦となったソニーオープン会場に、PLANETの社長、堀口昭さんの姿があった。PLANETとは、丸山大輔選手が契約しているウエアの会社。最近、「大ちゃんのウエアの趣味が良くなったみたい」なんて声があちらこちらから聞こえてくるが、それは堀口さん率いるこのPLANETの企業努力の賜物でもあるようだ。堀口さんの趣味はゴルフとサーフィンだそうで、「遊び心をもったブランド」「サーフィン&ゴルフ」がPLANETの商品開発のテーマなのだという。大量に売れなくてもいいから、キラリと光るブランド作りをしたい--これって、とってもいい言葉だと感激した。

PLANET2.jpg
木陰から丸山大輔を応援する堀口昭社長。57歳とは思えないほど若々しい。

世の中を制覇するほどのバカ売れや勢いはなくても、独自の何か、キラリと光る何かがあれば、それでいい。その考え方は人間の生き方にも当てはまると思う。キラリと光るものを身につける、得るというのは、言葉では簡単に言えるけど、実践するのは結構難しい。

プロゴルファーとて同じこと。ビッグタイトルを次々に手に入れ、賞金王とか、世界一に君臨することはできなくても、その選手にしかできない独自の技があったり、その選手にしかない魅力があったり、あるいは、その選手ならではの目標設定があって、その目標に向かって邁進していれば、ファンは必ずついてくる。丸山茂樹も今田竜二も丸山大輔も、そういう独自の面がある。丸山茂樹は「アメリカで10年がんばる」という目標に向かって今年もがんばっていこうとしているし、今田はアメリカ育ちの独自のバックグラウンドを生かしてアメリカツアーで足跡を残そうとしているし、丸山大輔は日米両ツアーでシード維持という彼なりの目標をきっちり達成しながら歩んでいる。

日本では女子ゴルフ人気に押され、男子選手たちへの注目度がちょっぴり下がりつつあるけれど、キラリと光るものを持っている彼ら日本の男子選手たちは、なかなか魅力的な存在だと私は思う。

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センスも戦績も上昇中!
Photo/JJ Tanabe

2007年01月13日

最新掲載記事(ゴーゴル)

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ゴーゴル07年1/2月号でご覧いただけます。

2007年01月12日

最新掲載記事(朝日新聞)

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http://www.asahi.com/sports/column/TKY200701110140.html

2007年01月08日

遅ればせながら…

みなさん、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

カパルア.jpg
PGAツアーの新しい時代が『メルセデスベンツ選手権』から開幕。

なぜ、新年のご挨拶がこんなに遅くなってしまったかというと、実は年末から体調を壊してしまった。ああ、最悪の年の瀬、最悪のお正月、これでは07年が最悪の年になると、ちょっとばかりクヨクヨしていたのだが、タイガー・ウッズの妻エリン妊娠のニュースが流れ、宮里藍の米国への出発のニュースが流れるという具合に、選手たちが動き出す気配を感じながら、私もそろそろ動かなければと、そんなふうに思って、少し回復してきた。

始めよければ終わりよし、なんて言葉を鵜呑みにすると、始め悪けりゃ終わり悪しと思ってしまうけれど、お正月が最悪だったからその年が全部悪くなるとは限らない。たとえ出だしが最悪でも、そこから先を良くすることは不可能ではないし、そうできるかどうかは自分次第なのだろう。だから、最悪のお正月にめげずに、なんとか今年も乗り切ろうと思う。

そうそう、年末年始、私がウンウンうなっていた間にも、ゴルフ報道に燃える日本の新聞、雑誌の会社は新たな企画や新たな思索を練り、新たなユニークなニュースを日本のファンにお届けするために頭をひねっていたようだ。年が明けると同時に、新企画の打診がメールでポンポンと入ってきた。いやいや、ちょっと疲れ気味だった私がちょっとダウンしていた間に、みんながんばっていたんだなと思うと頭が下がる。

人間、前進あるのみ。いいスタートが切れなかったなんてことは、気にしたって意味がないぜと自分に言い聞かせながら、07年を前進していこうと思う。

シン.jpg
2007年開幕戦優勝を飾ったのは、43歳のビジェイ・シンだ。

アップルビー.jpg
スチュアート・アップルビーの開幕戦4年連続優勝の記録はならず、残念。
Photo/JJ Tanabe(写真はすべて昨年のものですので、ご了承ください。)

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