2007年02月07日
許されないミス、なんだけど……
FBRオープンが終わって、もう2日が経つのだが、どうしても忘れられなくて、みなさんにもお伝えしたいことがある。これは、開催地アリゾナ州の地元紙がおかした許されないミス。なんだけど、私としては、おかしくておかしくて、苦笑せずにはいられなかった出来事だ。
大会最終日、つまり日曜日の朝刊の一面に、でかでかと掲載されたのは、もちろんトーナメントリーダーのストーリーだ。3日目を終えて首位に立っていたのは、アリゾナ州立大学出身のジェフ・クイニー。地元の出身者が首位というのは、地元紙が扱うネタとしては最上級のネタである。だから、スポーツ面ではなく総合面の一面トップで「クイニーが大会をリード。初優勝を狙う!」という具合に、大きな見出しが躍っていた。
しかし……その見出しとともに掲載されていた写真は、ジェフ・クイニーではなく、ブレット・クイグリーだったのである!

2007年2月3日付け『スコッツデール・トリビューン』紙の一面
メディアとしては、許されないミスである。一面トップの写真が「人違い」。日本の新聞だったら、まさに「ありえない」ミスだ。
けれども、このミス、なんとなく「まあ、そんなこともあるかもしれないなあ」と思えてしまうから笑えるのだ。地元出身と言っても、ジェフ・クイニーは今季ルーキー。全米アマで優勝した輝かしい過去はあるものの、プロとしてはまったくの無名。おまけに、クイニーとクイグリー、どことなく名前も似ているため、ゴルフにうとい担当者が写真を扱ったら、間違えも起こりそうな気がするのである。
幸いにも(?)、そのクイニーは最終日に崩れ、敗退したから、結局、月曜日の紙面を飾ったのは優勝したアロン・バデリー。こちらは、それなりに知られているし、さすがに2日続けて同じミスは繰り返さないのだろう。月曜の新聞は、ちゃんとバデリーの写真になっており、密かに胸を撫で下ろした。
こちらは、ブレット・クイグリー

こちらが、ジェフ・クイニー
Photo・JJ TANABE



