2007年03月20日
飛んでる!
昨日終わった米PGAツアーのアーノルド・パーマー・インビテーショナルは、タイガーの大失速に驚かされた。一体どうしちゃったんだろう、タイガーくん。絶対に何かがおかしい。スウィングやパットのストロークが日によって、あるいは体調や周辺のコンディションによって微妙に狂うことは王者にもあるだろう。けれど、タイガーの今回の狂い方は、2日目にドカーンと出て、3日目はそこそこ、最終日は前半が絶好調に近かったのに後半再びドカーン、だったのだ。これは、微妙な狂いとは言いがたい。絶対にこれはメンタル面の影響だ。ものすごく落ち込むこと、ものすごく気になること、腹立たしいこと、心配なこと、何かが心の中で浮上してはゴルフが狂う、という現象に思えてならない。

それはそうと、予選落ちしてしまった丸山茂樹。今季はまだ予選通過が2回しかなく、体のほうも左膝まで痛めてしまって、実に気がかり。しかし、いろんな努力をしている丸山の飛距離は、ときどき思わぬロングヒットを見せる。
ドライビングディスタンス計測ホールとなっていた6番ホール。初日の丸山は300ヤードを越える飛びを記録し、一時は3位につけていたのだ。もっとも丸山は午前中のスタートだったから、午後になると、それ以上の距離を記録した選手たちに抜かれてしまったが、平均286ヤード前後の丸山だって、飛ぶときは飛ぶということだ。
願わくば、丸山の心の中も「飛んでる!」という明るい状態になってほしい。丸山には丸山なりの悩みや苦しみがあり、心境はそりゃ複雑なはずだ。現在、賞金ランクは194位。このままだと、ちょっと危ない。とりあえず、今週に帰国し、膝の治療、体のメンテナンスに務めるという丸山。そういえば去年も丸山は春に一時帰国して、親しい理解者たちに会い、元気を取り戻してアメリカに帰ってきた。今年、状況はさらに厳しいけれど、心の持ちようが、きっと彼のゴルフを上向かせてくれると思う。

この日の最高はA・バデリー。340ヤードを超えていた。
Photo/JJ Tanabe



