2009年08月09日
間もなく!
ああ、間もなく今季最後のメジャー、全米プロだ。すでに石川遼は現地入り。あの全英オープンでは、遼くんも一緒に回ったタイガー・ウッズも予選落ちだったけれど、2人ともその後に優勝してこの全米プロに臨むというところが、なんとも興味深い。興味深いというより、どうなるか楽しみでたまらない。
しかし、全米プロという大会名を聞いて私が必ず思い出すのは、やっぱりジョン・デーリーなのだ。91年の全米プロでシンデレラボーイになったあの衝撃は、たぶん私にとっては最大の衝撃だったと今でも思う。
そのデーリーが、全英で見かけたときは、なんだかずいぶん痩せていて心配になった。痩せたというより、老けたというか、げっそりしていたのだ。

(全英で見かけたときのデーリー。痩せてる……)
Photo / 平岡純 Jun Hiraoka
その謎はすぐに解明された。デーリーは胃を縫い合わせて小さくする手術を受けていたのだ。なぜ?過食症への対策。あまりにも食べ過ぎてしまって、体重がどこまで増えてしまうため、そういう強硬手段に出たらしい。もちろんドクターの指導あってのことだが、本当にそれで良かったのかどうか。どうも不安だ。
先週のビュイックオープンでは、なんと「88」を叩いた。「手に感覚がない」と語ったデーリーは、さすがに「88」に自信を失い、引退をほのめかした。
しかし、過去チャンプの資格で、全米プロには出場する。やっぱりデーリーがいないと、全米プロがやってきたという気がしない。単純なデーリーの単純さをいいほうへ生かし、初日が良ければ「優勝を狙うぜ」という具合へ一気に自信回復してほしい。どんなに問題を起こしても、いつまでもアメリカ国民から愛されるデーリーは、ゴルフ界になくてはならない選手だと思うから。

(がんばれ、ジョン!辞めないでね)
Photo / 平岡純 Jun Hiraoka
だから、今年の私の全米プロの楽しみは「がんばれ、ジョン!」「勝てよ、タイガー!」「予選通過してね、遼くん!」、そして、02年のヘーゼルティンで優勝し、ビクトリーダンスを踊ったリッチ・ビームに「もう1度、あのダンスをして!」。うーん、一番現実的なのは、どれだ?



