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   <title>舩越園子のGOLF JOURNAL</title>
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   <title>対照的な２ショット</title>
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   <published>2010-03-17T03:43:51Z</published>
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   <summary>トランジションズ選手権の会場フロリダ州タンパは、温暖なはずのフロリダなのに、フロ...</summary>
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      <![CDATA[トランジションズ選手権の会場フロリダ州タンパは、温暖なはずのフロリダなのに、フロリダらしからぬ寒気に包まれている。今年は全米で異常気象が続いているようで、異常気象と言ったら地球温暖化のはずだろうと思うのだが、どうしてどうして今年は地球寒冷化かと思うほど、どこもかしこも寒い。


そんな中、今日の練習日、火曜日の会場には、熱い2ショットと地味な2ショット、対照的な4人の姿が印象的だった。


熱い2ショットは、もちろん、日本の期待を背負う石川遼と池田勇太の2人だ。大会側の意向で、基本的には米メディアのために、石川と池田をわざわざ大会の看板の前に立たせて写真撮影のチャンスを作り出したのだが、蓋をあけてみれば、2人にカメラを向けたシャッター音の嵐は“日本製”。米メディアの姿もちらほらあったが、なんだか並み居る日本の報道陣の人数に圧倒されてしまったようで、本当は撮影のあと、スモールインタビューをやるはずだったのに、質問をしようとした米メディアはゼロ。


<img alt="_DSD3374.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD3374.jpg" width="400" height="275" />
（石川遼と池田勇太の2ショット。熱き若者。見ているだけで楽しくなる）
写真／平岡純
<P><br/>

だが、そんなこととは無関係に石川と池田の表情は明るい。石川にとっては、昨年、米ツアーで初めて予選通過を果たしたこの大会で、今年も「予選突破したいという気持ちはある」。池田にとっては、今年これまではＷＧＣ2試合に出たものの、いわゆる米ツアーのレギュラー大会は初出場だ。「いろんなカテゴリーの幅広い選手が見れていい」と喜びながらも「コースは日本っぽいので有利かな？」と頼もしい発言。なるほど、日本の2人の若者の心はなかなか熱い。


一方、日本メディアはもちろんのこと米メディアからも囲まれたり追いかけられたりもせず、淡々と練習ラウンドをこなす2人の姿もあった。ダスティン・ジョンソンとキャディのボビーの2ショットをカメラに収めるフォトグラファーは私と組んでいる平岡純ただ1人という淋しさ。


<img alt="_M6G9808.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_M6G9808.jpg" width="400" height="275" />
（ダスティン・ジョンソンとキャディのボビー。地味だけど実力派です！お見しりおきを！）
写真／平岡純
<P><br/>

ジョンソンの名前や素性は日本ではほとんど知られていないだろうけど、彼は実は「天才」と呼ばれてもいいほどの有望な若者なのである。まだ25歳の若さだが、190センチの長身が、なんとなく若さを打ち消して老けたイメージを創出している。しかし、若い。何よりゴルフがうまい。今年、すでにぺブルビーチで優勝を飾り、ずっとフェデックスカップランク1位を維持してきた。ここにきてそのランクは4位に後退したものの、まだプロデビューして4年目、ツアー3年目にして通算3勝。ルーキーイヤーの08年から3年連続で毎年1勝ずつというのは、かつてのジム・フューリックを思わせる。フューリックと異なる点は、ジョンソンが群を抜く飛ばし屋であるという点だ。昨年は飛距離ランク3位、今年は現在2位。飛ばすだけではなく、小技もうまいあたりは、ジョン・デーリー的。とにかく有望株なのだ。


それなのに、地味で目立たない。けれど、ジョンソンは今年のマスターズの優勝候補だと私は密かに思っている。折りしも今日、タイガー・ウッズがマスターズで復帰するという声明を出した。オーガスタはタイガー復帰でてんやわんやになるだろう。しかし、その喧騒の中で、黙々と地味に集中するであろうジョンソンは、うん、やっぱり優勝候補の筆頭だ……と私は思う。]]>
      
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   <title>予想合戦の影で、キングは……？</title>
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   <published>2010-03-12T09:05:45Z</published>
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      <![CDATA[いよいよ、予想合戦が火花を散らし始めた。何の予想？もちろん、タイガー・ウッズ復帰はどの大会になるのか、である。ニューヨークポストがタビストックカップに出て、そのままアーノルド・パーマー招待で復帰すると書けば、ＡＰ通信はマスターズが復帰戦になると配信。うーん、どっちになるのか。こりゃあ、なかなか難しい予想合戦である。


どちらも信憑性はある。タビストックカップというのは、オーランドの名門、アイルワースｖｓレイクノナの対抗戦で、米ツアーとは無関係なのだが、タイガーはアイルワースの代表選手として、この大会はずっと楽しみながら参加してきた。私は第1回大会を取材したことがあるのだが、当時は、創設されたばかりの大会をアピールしてほしいという大会側の目論見も手伝って、取材に簡単に入れたのだ。しかし近年はセキュリティが厳しくなり、そして今年はタイガー復帰戦になるかもしれない状況ゆえ、そうそう取材には入れない。地元のケーブルテレビ局で大会とのゆかりも深いゴルフチャンネルは間違いなく入れるし、タイガー撮影の契約を結んでいるアメリカの某写真配信会社の某米国人カメラマンも入れることが決まっているそうだ。で、いろんなメディアの面々が、彼らに頼んで「オレも入らせろ」なんて交渉を展開中。そりゃもう、みんな目の色を変えつつある。


<img alt="IMG_3836.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_3836.jpg" width="267" height="400" />
（パーマーさん、頭の中には何がある？）
写真／中島望
<P><br/>

その次のパーマー招待。もちろんこの大会の取材は通常通りに行える。が、この大会がタイガーの復帰戦になるとしたら、ちょっと頭が痛いかもしれない人物？大会ホストのパーマーだ。というのも、今年はパーマーの愛する孫、サム・サンダースが積極的に米ツアー参戦を開始しており、ボブ・ホープのときなどは、パーマーおじいちゃんは雨の中もつきっきりでロープの外から応援していた。サンダースにはシード権がないため、当面は推薦に頼るしか出場方法がない。もちろん、おじいちゃんの大会は推薦をもらって出るだろうと思われるのだけれど、タイガー復帰戦となれば、せっかく出場させる孫がまったく注目されなくなっちゃうなあ……なーんてことを、パーマーが考えているかどうか。よく考えれば、たぶん考えてないだろう。あのキングが、そんな度量の狭いことを考えるわけがないな、うん。パーマーにしてみれば、タイガーもかわいい子供か孫かというところだろうし、いやいやキングにとっては米ツアーや米ゴルフ界そのものが「子供」みたいなものなのだ。だから、とにかくタイガーよ、復帰しておくれと思っているだろうし、孫のサムよ、せっかく出たら予選ぐらいは通ってくれよと願っているだろう、きっと。


<img alt="KN7F8956.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/KN7F8956.jpg" width="267" height="400" />
（パーマーの孫、サム・サンダース）
写真／中島望
<P><br/>

さて、タイガーがマスターズを復帰戦に選ぶのかどうか。ＡＰ通信はタイガーのスケジュールを知りえる近い存在の2名から匿名で情報を得たと報じている。そんなふうに書かれると、そうなのかなあと納得せざるを得なくなってしまう。が、私はマスターズではなく、やっぱりパーマー招待から出るような気がしてならないのだ。


タイガーがしばらく欠場した後、いきなりメジャーに出場したのは06年の全米オープンが最近の前例だ。父アールの死後、ツアーを休み、やっと姿を現した全米オープンでボロボロのプレーの末、予選落ちした。最愛の父の死を乗り越えるのは並大抵ではなかったのだろう。あのときのタイガーは、別人みたいなゴルフしかできなかった。それと同じようなことを、今回、マスターズでやることになるのかと考えると、それはないだろうと思えてしまうのだ。


06年のときは父の死のあとだったから仕方ないさという見方を周囲がしてくれた。だが今回は自ら種をまいてしまったスキャンダルのあとの復帰だ。ひどいゴルフを披露することになったら、酷評されるばかり。同情もされないし、言い逃れもできない。そもそも、あんなスキャンダル後の復帰なのだから、ゴルファーとして強いタイガーを見せる以外、スター・タイガーの復帰もないのだ。となれば、いきなりメジャーで復帰ではなく、その前に得意コースのベイヒルで復帰し、試合勘を少しでも戻してからオーガスタ入りするはずだ。いや、そうして欲しいというのが私の本音だ。いきなりマスターズで復帰して優勝を狙うというのは、むしろ奢りのように感じられさえする。どんなに優れたゴルファーであっても、試合勘は失われる。それをきっちり戻してからマスターズに挑むほうが、ゴルファーとして謙虚な姿勢だ。そうするべきだ。そうしてほしい。


そうなのだ。米メディアの予想合戦なんて、どこの誰の予想が当たろうが外れようが何の興味もない。現状ではタイガーが自ら公表していないのだから、予想合戦はすべてが聞きかじり情報に基づく単なる予想にすぎないわけで、どれが本当か、どっちの信憑性が高いか、そういうレベルの話だ。


もう、そんなことはどうでもいい。強いタイガーの復活を望む1人として、タイガーにはベイヒルでツアー復帰を果たしてほしい。タイガーよ、絶対にそうするべきだ！


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   <title>ピンアイ２効果だった？</title>
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   <published>2010-03-09T07:56:54Z</published>
   <updated>2010-03-09T08:16:29Z</updated>
   
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      <![CDATA[今季、問題化していたあの「20年もの」のオールドピンアイ２のウエッジ。ある人は「かつての訴訟で、90年以前に製造されたものは、どんな規則下でも使っていいという結論が出ているのだから、今季も合法だ」と言い、ある人は「禁止されているＵ溝である以上、いくらそういう結論で出ていようとも、やっぱりずるい」と言い、なんだかんだと物議を醸していた。


で、この事態をなんとかしなければということで、米ツアーとピンが話し合いをしていたのだが、ついに新たなる合議に達した。3月29日以降、米ツアーではピンアイ２の使用を認めない、ということになった。


まあ、それが一番すっきりする解決策なんだと思う。古い印籠を持ち出しても、やっぱり時代は推移しているわけだから、新しいルールに合わないものは、印籠がどうであろうと、それはもう昔取ったなんちゃらってことにするのが大人の解決策ってもんだ。


だが、そこで心配事が浮上。そもそも今季、このピンアイ２のウエッジを実際にツアーで使用した選手は、正確な人数はわからないが、結構いる。代表的なのは、スコット・マキャロンから名指しで批判されたフィル・ミケルソンだが、ミケルソンはその後、使用を控えていた。


<img alt="_DSD2776m.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD2776m.jpg" width="479" height="720" />
（フェニックスで優勝したハンター・メイハン）
写真／平岡純
<P><br/>

しかし、名指しで批判されなかった選手の大半は、そのまま使用し続けていた。もちろん、それが悪いってわけじゃない。その時点で「印籠」は有効なわけだし、3月28日いっぱいまでは、相変わらず「印籠」は有効なのだから。でも、ピンアイ２のウエッジを使い続けている選手の勝率が結構高いっていうのが気になるのだ。


<img alt="_M6G9272.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_M6G9272.jpg" width="275" height="400" />
（メイハンもピンアイ２を使ってます！）
写真／平岡純
<P><br/>

だって、ハンター・メイハンはフェニックスオープンで大逆転優勝を飾ったし、チャンピオンズツアーではフレッド・カプルスが早々に2勝も挙げちゃったのだから。うーん、この３つの勝利が、果たしてピンアイ２効果によるものかどうか、その判断はきわめて難しいというか、判断なんてできないだろう。でも、ショートゲームはスコアリングのキーだ。そのショートゲームの要となっていたのが、彼らが手にしたピンアイ２であったことは確かなのだ。だから、それが違うウエッジに変わったとき、彼らのショートゲームはどうなっていくのか。どれぐらいスコアリングに影響が出るのか。そこが、見もの。新たな楽しみができた。]]>
      
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   <title>パターと同じ？</title>
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   <published>2010-03-05T02:51:33Z</published>
   <updated>2010-03-05T03:07:56Z</updated>
   
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      <![CDATA[その昔、まだゴルフを始めたばかりのころ、なかなか飛ばないドライバーを眺めながら、こんなことを思った。「14本の中でロフトが一番小さいのはパターだから、いっそのことパターでティショットを打つほうが飛ぶのではないか？」と。実際、やってみたら、かなり真っすぐ低く飛び出したのだが、さほど距離は出ず、「やっぱりドライバーのほうが飛ぶな」なんて納得したものだ。


そんな昔話をなぜ今頃になって思い出したかというと、奇妙な事実を知ってしまったからだ。なんとなんと、フィル・ミケルソンは今季、ドライバーのロフトを6度まで立てているそうで、実は彼のパターも6度。そして彼は米ツアーで唯一「同じロフトのドライバーとパターを使用する選手」になっているそうなのだ。


<img alt="IMG_0923.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_0923.jpg" width="253" height="380" />
（ドライバーのロフトは6度）
写真／中島望
<P><br/>

<img alt="IMG_0900.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_0900.jpg" width="253" height="380" />
（パターのロフトも6度）
写真／中島望
<P><br/>

それにしても、ドライバーのロフトというものは、初心者だったころの私が考えたように単に小さければ小さいほど飛距離が出るってものではない。だが、ミケルソンは今季、例の溝規制に伴い、ボールを変えた。そして、そのボールの場合、これまでのロフトのドライバーではスピンがかかりすぎてしまうことに気づき、スピンを減らすためにはロフトを立てたほうがいいという結論に至ったそうで、実験を繰り返したら「6度以下がグッド」となったという。


しかし……うーん、どうなんだろう？これで本当にいいのか、どうなのか。ミケルソンといえば、クラブ選びやバッグの中の14本の組み合わせに奇抜なアイディアを見せ続け、実行し続けてきたユニークガイだ。ドローとフェードを打ち分けるためにドライバーを2本入れてみたり、ウエッジを4本も5本も入れてみたり。みんながあっと驚く斬新なアイディアを恐れることなく採用し、それでそれなりの結果も出してきた。


だから、今回の「6度ドライバー＆6度パター」も結果を出してくれるといいのだが……。まあ、まずは相性のいい来週のドラールでの活躍に期待できる……かな？がんばれ、フィル！]]>
      
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   <title>深夜の7時間ドライブ</title>
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   <published>2010-03-01T01:16:13Z</published>
   <updated>2010-03-02T03:50:47Z</updated>
   
   <summary>宮里藍の開幕2連勝の報が遠くから聞こえてきたと思ったら、米男子ツアーでも、なんだ...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[宮里藍の開幕2連勝の報が遠くから聞こえてきたと思ったら、米男子ツアーでも、なんだか面白い展開が期待できそうに思え、とにもかくにもロサンゼルスから車を飛ばしてアリゾナまで突っ走った。何しに？もちろん、フェニックスオープン最終ラウンドをこの目で見たい一心だったのだ。


歴史が長く、米ツアーで最大ギャラリー数を毎年誇ってきたフェニックスオープンは、その場に身を置くだけで、ワクワクできる。今回の場合は、ひょっとしたら今田竜二が優勝できる？ひょっとしたらリッキー・ファウラーが初優勝する？という状況も手伝い、7時間の徹夜ドライブも全然苦にならず、あっという間に到着した。このコースは通常、爆発的にスコアが伸びる。だから順位が大きく入れ替わる。たとえ最終日の開始時点で5～6打差がついていたとしても逆転は十分可能。だから、ワクワク、ドキドキしていたのだ。


しかし……結果から言えば、今田は14位タイ、ファウラーは単独2位で、優勝はハンター・メイハン。期待した今田とファウラーの優勝はなかったけれど、だからって深夜の7時間徹夜ドライブが無駄になったとは全然思っていない。選手の本音や本心というものは、案外、勝ちそこなった悔しいときに、ふと漏らされるもの。だから、今田やファウラーの気持ちを直に聞けたことは大いなる収穫だったのだ。


で、ファウラーはというと、彼は今回、2位になる大切さを身をもって知った。これについては某新聞のコラムに書いたので、そちらをお楽しみに。


<img alt="%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC%EF%BC%94.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC%EF%BC%94.jpg" width="275" height="400" />
（残念！でも、初勝利は近そうだ）
写真／平岡純
<P><br/>

さて、気なるのは今田だ。今季の今田はマスターズ出場資格をつかみ取るべく、優勝を目指して必死にがんばっている。サンディエゴでもこのアリゾナでも十分に優勝を狙える位置につけながら、結局、順位を落としてしまった。「優勝争いができるところに立つのは調子がいい証拠。でも、やっぱりゴルフは結果。（サンディエゴの9位も）結果は結果。納得いってないです。満足できる出来上がりではない」


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（こんな場面が多すぎて……やっぱりキーになるのはドライバーの正確性だと強調していた）
写真／平岡純
<P><br/>

自分に厳しい言葉だと思った。トップ10が一度もなかった昨季に比べれば、今季は上々の滑り出しだと思ってもよさそうなものだが、今田は自虐的と思えるほど厳しい言葉ばかりを口にした。「（今日だって）追い上げる立ちなのに、グリーンの真ん中しか狙えないんじゃ、どうしようもない。でも今日の僕はバーディを狙うより、パーがやっとのゴルフ。それが精いっぱいのゴルフ。可能性の低いゴルフ」


結果は結果か……そうだよね、上がってナンボのゴルフに挑む勝負師にとっては、結果は結果。結果こそがモノを言う。ちょっと調子が上がってきたぐらいで喜んでいる場合じゃない。


でも、そうすると、今田優勝あるいはファウラー優勝に賭けて車を飛ばした私の勝負は……敗北。これも結果は結果なんだろうか？そう考えてしまうと、少しさびしい気もするのだが、いやいや、これは別に勝負ではない。賭けは賭けだったけれど、勝負というよりは、期待であり願いであり、好奇心でもあった。


思えば、宮里が米ツアー参戦を開始してからも、そうやって何度も何度も試合会場へ急行し、「ああ、ダメだったかあ……」と肩を落とした。でも、その宮里が、5年目の今、米ツアー3勝の猛者になった。そうなるまでには時間もかかったし、きっかけも必要った。だから、今回は今田の言うとおり「結果は結果」だったけど、今田にもファウラーにも、きっと宮里のように波が来る。そう信じながら、深夜ドライブを終え、自宅に戻ってベッドにもぐりこんだ。


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   <title>当たり前の栄養補給！</title>
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   <published>2010-02-26T20:29:22Z</published>
   <updated>2010-02-26T20:54:17Z</updated>
   
   <summary>以前、ラウンド中に選手が食べる栄養補給といえば、バナナやリンゴが多かった。バナナ...</summary>
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      <![CDATA[以前、ラウンド中に選手が食べる栄養補給といえば、バナナやリンゴが多かった。バナナは当たり前だが、皮をむきむき、かぶりつき、リンゴは丸ごとシャリッシャリッなんて音まで聞こえてきた。で、食べ終わると、どうするか？米ツアー選手の大半は、バナナの皮やリンゴの芯をポイッと林の中なんぞへ投げ捨てた。


えっ、投げ捨てちゃうの？と思うかもしれないが、選手たちいわく、「林の中ならプレーの邪魔にはならないし、林の中に捨てれば、鳥や動物、虫たちが食べるから、ちょうどいいんだ」


なーるほど。栄養補給も人間から鳥や動物、虫たちへと順繰りに。自然界の輪は、こうやって成立していんだなあなんて、感心したものだった。


<img alt="_DSD9062.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD9062.jpg" width="275" height="400" />
（ミケちゃんは、レーズン？）
写真／平岡純
<P><br/>

近年、バナナやリンゴで栄養補給する選手たちは、もちろん相変わらずいるのだけれど、なんとなく最近は、もうちょっとスマート（？）になってきている気がする。たとえば、写真のように、フィル・ミケルソンはレーズンとおぼしきものを袋から取っては口に入れている。アンソニー・キムはアルミホイルの包みから、何かをほおばっている。何だこれ？たぶん、ホットドッグがハンバーガー。好物なんだろう。


<img alt="_M6G0797.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_M6G0797.jpg" width="275" height="400" />
（アンソニーがホイルの中から取り出しているのは……オニギリ？……なわけないよね）
写真／平岡純
<P><br/>


リッキー・ファウラーは豪快にピザを箱ごと持って大口を開けていた。そういえば、ぺブルビーチの大会期間中、ある日本人記者2人が「今夜は面倒だからピザですませてしまえ」ということで、ショッピングモールの中にあるピザ屋へ簡単ディナーを食べに行ったら、そこにファウラー一家がぞろぞろ入ってきたそうだ。「なんか、すごい普通に来るんですねえ」「食事なのに、ファウラーはプーマのオレンジ色のキャップを被ったままでしたよ」「当たり前の家族の食事って雰囲気でした」などなど、そのときの様子を語ってくれた記者たち。だが、そりゃそうだよ、当たり前の姿。日本人からすると、ピザやハンバーガーの夕食っていうのは「うーん？」って感じかもしれないが、アメリカ家庭では当たり前。いやいや、子供たちにとっては、なかなかうれしい夕ご飯なのだ。それに、米ツアー選手は、それほどお店を選ばないもので、そこらにある、そのへんの店で十分だよってなもんなのだ。


<img alt="_M6G0712.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_M6G0712.jpg" width="275" height="400" />
(リッキーは大好物のピザ！食べ方も豪快！）
写真／平岡純
<P><br/>

話がそれた。ともあれ、ファウラーはピザが大好き。だから、ラウンド中の栄養補給も大好きなピザ。バナナやリンゴより「好きなもののほうがいい」ってなところ。


こういうのも、昨今のツアー先週の新傾向なのかなあと思う。こうあるべき、こうするべき、というような従来の型にはまることなく、自分がそうしたいからそうするという点を重視し、実行してしまう。


けれど、昨今のツアーの傾向として、よろしくないものも目立ち始めている。それは、ルール委員の呼びすぎだ。ちょっとした判断にもルール委員を呼ぶ。何かに遭遇したら、とにかくルール委員を呼ぶ。もちろん、判断が微妙なときは、ルール委員は呼ぶべきなのだが、最近はアマチュアでもわかる当たり前の状況でもルール委員が呼ばれるケースが問題化しつつある。なぜって、プレー進行を止めてしまい、全体のペースをスロー化してしまうからだ。ルール委員が呼ばれてみると、選手は「アンプレアブルにしたいと思う。ドロップは1クラブレングスだっけ？2クラブレングスだっけ？」という具合。さもなければ「ニアレストポイントって何？」「ドロップの手順を教えて」という具合。しかも、ルーキーのような若い選手ではなく、何年かのキャリアを積んだ選手までもが、ルールを知らないことが多いとか。確かに、こりゃ、問題だ！


先日、欧州ツアーでは「当たり前の状況ではルール委員を呼ばないこと」というお触れを選手たちに通達したそうだ。こんなお触れを出さなければいけないところが、そもそも問題だ。


ラウンド中、好物で栄養補給をするのは、そりゃ構わないんだけど、プロゴルファーとしての「当たり前の栄養補給」はラウンド前から、いやいやプロを名乗る以前から、きっちりやっておいてほしいものだと願う今日このごろだ。
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   <title>何か変じゃありませんか？</title>
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   <published>2010-02-24T09:12:58Z</published>
   <updated>2010-02-24T19:21:24Z</updated>
   
   <summary>タイガー・ウッズの謝罪会見、いや謝罪声明の発表が行われた後も、余波は続いている。...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[タイガー・ウッズの謝罪会見、いや謝罪声明の発表が行われた後も、余波は続いている。日本でもいろんな報道がなされているようで、しかしいろんな媒体が「これって本当かよ？」と半信半疑な面があるようで、結構、あちらこちらから頻繁に電話やメールが来る。「こんなふうに一部で報道されてますけど、本当なんですか？」「実際はどうなんですか？」「舩越さんは会見の場にいたんですよね？」という具合。


いやいや、そりゃあ私もマッチプレー会場のアリゾナから会見が開かれたフロリダへ、ぶっ飛んで行こうとすぐさま思った。しかし、すぐさま伝えられた「人数と顔ぶれ限定方式」には落胆させられ、結局、テレビモニターを隣接ホテルの部屋で見るだけなら、わざわざ飛んで行っても意味がないと諦めるしかなかった。


実際に声明の場への入室を「許可された」メディアは6名だけ。ＡＰ、ロイター、ブルームバーグという通信社3社、それにＧＷＡＡ（全米ゴルフ記者協会）からの派遣記者3名ということになった。しかしＧＷＡＡから打診を受けたＧＷＡＡのメンバー記者が次々に拒否し、最終的にはＧＷＡＡからは記者を出さないという経緯になった。


だが、これはＧＷＡＡの総意ではない。ＧＷＡＡのメンバー記者全員がボイコットしたわけではないのだ。なぜってＧＷＡＡはメンバー記者全員に打診したわけではない。実際、私もメンバーだが、私には打診が来なかった。他にも打診を受けなかったメンバー記者は多数。というより、打診されなかった記者のほうが多かったのだから。


で、思うのだが、タイガー騒動に関しては、ずっと何かが変だ。タイガー側もツアー側もメディア側も、みんな変だ。何が変なのか？たぶん、考えすぎというか、誰もが本来の姿というものを忘れてしまって、誰もが「作りすぎた動き」をしすぎているのだと思う。


たとえば、謝罪会見が開かれる前日。マッチプレーのメディアセンター内に不思議な通達文書が置かれた。内容はというと、翌日に会見が開かれた直後、クラブハウス前に特設のコメント取材エリアを設け、そこで立ち止った選手にはタイガー会見に関する質問をして取材してもよい。しかし、立ち止らなかった選手に対してはその日のマッチが終了するまでタイガー絡みの取材をしてはいけないというものだった。


<img alt="_DSD1830.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD1830.jpg" width="400" height="275" />
（特設の取材エリア。こんなふうに待ち構えられたら、普通は話なんてできないでしょ？）
写真／平岡純
<P><br/>


この決めごと、おそらくは米ツアー始まって以来の前代未聞の決めごとだ。そもそも、特定のテーマに関する取材をしてもいい場所と時間を指定するなんて「作りごと」をするほうがおかしい。人命がかかる犯罪に関して警察が報道規制をしくのなら話はわかるが、タイガー問題はそれとはまるで次元が違う。取材は、取材者が自分なりのポリシーや方法にのっとり、タイミングを見ながら然るべき取材対象に対峙して行えばよいはずで、それができるかどうかが腕の見せ所であろう。


取材される側の選手だって、大挙して報道陣が集結している特設取材エリアなんぞが設けてあったら、そこで大口を叩くなんて、できるわけがない。大口を叩かずとも、小声でする話を大声で不特定の記者に対してするわけがない。ツアーが作った決めごとは、最初から取材の枠を外れてしまっていたのだ。


もっとも、ツアー側にはツアー側の考えもあった。というのも、タイガーの謝罪会見が行われるというニュースが流れた直後、ローリー・マキロイが「会見のタイミングがマッチプレー期間中と重なったのは決して偶然ではないと思う」とコメントし、マキロイがタイガーを批判したかのように書きたてられた。


<img alt="_M6G6617.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_M6G6617.jpg" width="275" height="400" />
（「偶然ではない」とコメントしたマキロイ）
写真／平岡純
<P><br/>

アーニー・エルスも米ゴルフ雑誌に対して「タイガーはセルフィッシュだ」と答え、彼のこのコメントも大きく扱われた。2人とも、後にタイガー側から出されたエクスキューズ「リハビリの合間のここしかないというタイミングだった」というのを聞かされる前にコメントしたものだが、詳しい事情がわからぬまま答えた選手の言葉が騒動を拡大し、タイガー批判が選手間に渦巻くことをツアーは危惧して「決めごと」を作ったのだ。


<img alt="GF7D0650.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/GF7D0650.jpg" width="275" height="400" />
（「セルフィッシュだ」と言ったエルス）
写真／平岡純
<P><br/>


けれど、どっちにしたって、今はタイガー本人が「詳しい事情」をなかなか明かさないのだから、ツアーもメディアも選手も、あんまり作りごとをせず、もっと率直に対応すればいいだけのことのように思う。


作らず、素でいこうよ――一番この言葉を送りたい相手は、もちろんタイガー。あの声明文も、ずいぶんと作られていた。タイガー本人の素の言葉は一部でしかないと思う。あの会見の方式も作りすぎ。ＧＷＡＡの対応も、作りすぎ。ツアーの特設エリア設定も、作りすぎだ。人間どうし、もっと素直に、もっと普通に接していけば、そのほうがいい結論、いい方向性にたどりつくのではないか。あれこれ警戒し、懸念し、あれこれ手を回すから、どんどんおかしな方へ行ってしまう。私には、そう思えてならない。]]>
      
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   <title>曖昧会見</title>
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   <published>2010-02-19T17:44:20Z</published>
   <updated>2010-02-20T00:50:58Z</updated>
   
   <summary>タイガー・ウッズの謝罪会見を息を飲んで聞いていた。どんな内容になるのか。タイガー...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[タイガー・ウッズの謝罪会見を息を飲んで聞いていた。どんな内容になるのか。タイガーは涙を見せるのか。復帰時期はいつになるのか。たくさんの興味を抱いていた。


<img alt="_DSD1797.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD1797.jpg" width="400" height="275" />
写真／平岡純
<P><br/>

会見と言っても、一方的に声明を発表するだけだから、質問は誰にもできない。あらかじめ、そう決められていたところからして、米メディアの怒りを買っていた。その場に立ち会うことも許されず、立ち会っても質問もできず、でもテレビモニターで見たければフロリダまで飛んでこいと言わんばかりのやり方は、せっかく「タイガー、早く帰ってきてよ」と盛り上げていた米ゴルフメディアたちを、またしても「裏切った」というのが、彼らの怒りの感情。「プライドある叱るべきメディアは誰もフロリダには行かないだろう」なんて書いていた「然るべきメディア」もあったほどだ。


こうなってしまうと、よっぽどすごい声明でも出さない限り、タイガー批判がどんどん高まってしまう。そんな危惧の念も抱きながら、今朝の会見、いや声明を聞いた。


内容はというと、大半は「悪いのは僕。妻や子供たちのことはそっとしておいてほしい。すべての非は僕にある」という謝罪だった。ところどころで、噂として広まっていたいくつかのことを否定した。「サンクスギビングの夜、いやどんな夜も、結婚して以来1度も、家庭内暴力はない」。つまり、交通事故を起こした夜、妻エリンが9番アイアンを振りかざして車の後部ウインドーをぶち割ったなんて話は真実ではないのだ、と。ドーピング疑惑についても、きっぱり否定した。「ドラッグの話は、完全なるウソっぱちです」。そして、「明日から再びセラピー（性依存症リハビリ施設）に戻って治療を再開する」のだ明言。


そんなふうに、きっぱり否定したり明言したりしたのだから、復帰時期に関しても、きっぱり明言してほしかった。しかし、タイガーいわく、「いつかは必ず戻ってくる。今年ではないというわけじゃない。でも、いつか……」という具合。「Oneday」「Someday」が、いつをさすのか。一番知りたいことは、結局、曖昧なままに終わってしまった。


<img alt="_DSD1756.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD1756.jpg" width="400" height="275" />
写真／平岡純
<P><br/>

米メディアの反応はというと、たとえば米ゴルフ雑誌のベテラン記者は「あまりにもショー用に作り上げられすぎた声明。心の底から出た声がなかったように思う。見事に作り上げられて、ビューティフルだったことは間違いない」。たとえば、オンコースのラジオ局のパーソナリティは「タイガーファンには、いい声明だったね。最後の涙がファンの涙を誘ったはずだ。でも、タイガーに批判的な人々にとっては、大事なところの言及を避けて、言い訳だけはしたという感じ。これでツアーに戻ってきたら、大変な質問攻めに合うだろうね」。タイガー復帰時期に対する彼らの予想は「全米オープンから」が最も多いようだが、「セラピーがあとどのぐらいかかるとも言ってない。来週ぐらいにセラピーが突然終了し、3月のパーマー招待あたりから出てくる可能性だって、まだまだ高い」。


となると、結局、今回の声明を出す前も出した後も、タイガー復帰時期は闇の中のまま。やれパーマー招待だ、やれマスターズだ、やれ全米オープンだと取り沙汰する米メディアの姿には、何の変化も生まれなかったわけだ。


ただし、ドラッグ疑惑、エリンによる暴力疑惑だけは本人によって初めてはっきりと否定された。それだけでも良かったと取るべきなのか。それとも、タイガーが一方的に言い訳しただけの単なる「エクスキューズ声明で何の進歩もない」と取るべきなのか。


どうも釈然としない印象だけが残ってしまった気がする。私の個人的な気持ちを言えば、はっきりと復帰時期を明言し、「ゴルファーとしての僕を見てほしい。今まで以上の素晴らしいゴルフのプレーをすることで、僕からの謝罪と受け取ってほしい」と言ってほしかった。そして、経済的ダメージを各方面に与えたと感じているのだから、一刻も早く、できればマスターズまでに復帰すると言ってほしかった。なんとなく今、むなしい。
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   <title>リッキー・チックな石川遼！？</title>
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   <published>2010-02-16T23:43:26Z</published>
   <updated>2010-02-17T03:32:12Z</updated>
   
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      <![CDATA[WGCアクセンチュア・マッチプレーの練習日。石川遼がまた新たな試みをしていた。グリーン上でラインを読む際、剣道の蹲踞（そんきょ）みたいに両膝を曲げてしゃがみ、竹刀を正面で構えるかのごとくパターを体の正面に掲げながらラインを読んでいたのだ。これまでの石川のしゃがみ方や読み方は、ちょっとだけ体をハスに構えながらだったから、傍から見ても、「あれっ？」というぐらい違いがある。さらには、ボールの赤道部分にラインを描いたりということもしていない石川だが、「線を描くとかも、いいのかな？」という具合に、なにやらルーティーンの見直しを始めている様子なのだ。


<img alt="%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%9F%B3%E5%B7%9D.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%9F%B3%E5%B7%9D.jpg" width="275" height="400" />
（遼くんのニューポーズ。これが続くのかどうか？）
写真／平岡純
<P><br/>

この私、実を言うと、高校時代までは少年剣士ならぬ少女剣士（？）だった。だから余計に石川のニューポーズが剣道の蹲踞に見えてしまうのかもしれないが、もう１つ、私にはその姿がリッキー・ファウラーのそれとそっくりにも見えた。ファウラーのしゃがみ方とウリ二つなのである。


<img alt="%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%BC.jpg" width="275" height="400" />
（先週のリッキー・ファウラーは、こうやってラインを読んでいた）
写真／平岡純
<P><br/>

で、石川に聞いてみた。「先週のリッキー・ファウラーのルーティーンを参考にしましたか？」石川いわく、特に参考にしたり意識したり尋ねたりしたわけではないけれど、「（ボールの線とパットの）ラインを合わせて読んでいるように見えました。どうせなら聞いてみれば良かったなあ」。意識してファウラーのやり方を聞いたわけではないと言ったけれど、ファウラーの何かに刺激されたであろうことは確実だと思う。そして、それこそが石川流の上達法であり、工夫の仕方であり、才能なのだと思うのだ。


去年もそうだった。米ツアーで見たものを、すぐさま目と脳に焼き付け、すぐさま試し、取り入れ、試合で実行してしまう。しかも、結構、すぐさまうまくいく。まだ若く、吸収力に富む石川のスポンジのように柔らかい脳と肉体は、いいと感じたものをあっという間に吸い上げ、そうやって彼は前進していった。だから今年も、前の週に見たものを次の週に試していてもおかしくないわけで、そう考えると、石川のリッキー・チックなニューポーズは、早くも前進の兆候を見せていると考えていい。


ただ、ちょっと気になることが１つ。ファウラーに直接確認したところ、彼は「僕にはパットのルーティーンはないんだ。毎回毎回、気分次第、フィーリング次第。これって決めたくはない。だから、素振りをしたりしなかったり、ラインを読んでからボールを置いたり、ボールを置いてからラインを読んだり、そのときそのときで僕のやり方は変わるんだ」と言っていたこと。つまり、石川が先週目撃したファウラーのパットのルーティーンは、彼にとっては「そのとき限りのやり方」だったのかもしれないということだ。


でも、先週のぺブルビーチでの３日間は、ファウラー自身の言葉に反して、ファウラーは一定のルーティーンを保っていたと私は思う。「毎回、気分次第」と言いながら、あの３日間は、おそらく毎回、同じルーティーンでパットに入っていた。そのルーティーンがあのときの自分には合っていると感じ続けていたのだろう。


で、問題は、そのファウラーの「３日間のルーティーン」が、石川に合うのかどうか、である。もっとも、今日の練習日に試していた方法を、石川がこれから試合でもずっとやっていくと決めたわけではない。これから自分なりの最適なルーティーンを「決めたいですね。自信を持って打っていけるようになりたい」と言っていた。だから、まあ、ファウラーのルーティーンの「いいとこ取り」をして、そこに石川の「らしさ」を加味していけば、石川にとってベストなルーティーンが決められるだろうってことだ。今はまだ「リッキー・チック」に見えるラインの読み方だけど、そのうちにそれが石川ならではの方法へ変わっていくのだろう。


けれど、それでもなお気になること。試合の前日までルーティーンに迷っていたら、いざ試合というときに戸惑わないのだろうか？石川は「ここ（アメリカ）での結果は最優先ではない。ここで得たものを日本で生かしていくことのほうが大きい」と言っていたから、日本ツアーの開幕までに確固たるルーティーンが決まればいい？でも、そうしたら、マスターズには間に合うのかな？……という感じで、老婆心から来る心配はどこまでも膨らんでしまう。ともあれ、マッチプレーは明日開幕。剣道チックでもリッキー・チックでも、とにかく頑張れ！
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   <title>引退？なんて言ってないぜ！</title>
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   <published>2010-02-13T02:07:02Z</published>
   <updated>2010-02-13T02:26:31Z</updated>
   
   <summary>ＡＴ＆Ｔぺブルビーチ2日目が終了した。石川遼は頑張っているけれど、やっぱりプロア...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[ＡＴ＆Ｔぺブルビーチ2日目が終了した。石川遼は頑張っているけれど、やっぱりプロアマ形式のダラダラ進行の中、コースも日替わりなんて状況で集中力を保つというのは至難の業だ。とはいえ、その状況下であっても、状況対応ができてしまうベテラン選手はちゃんといるわけで、石川自身、「10アンダーを越える選手が信じられない。カルチャーショックというか、あらためて世界を見たというか……」と、その衝撃を隠せない様子だった。でも、そりゃ仕方ない。そもそも、初体験だらけの挑戦なのだから、ボギーを叩いても、まだバーディを取っていける石川の気力を褒めてあげるべきなんだろう。今のところは。


さて、必死なのは石川だけじゃない。予選通過に命がけというぐらい必死なのは、あのジョン・デーリー。そういえばデーリーは、先日、サンディエゴで「Done.」という言葉を発し、それが引退宣言のように報じられたばかり。デーリーが引退を臭わせたのは初めてではなく、去年の夏ごろにも似たような言葉を発していた。だが、今回こそは「本当に引退を考えている」なんて報道が米国でなされた。


<img alt="_DSD9450.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD9450.jpg" width="400" height="275" />
（大好きなタバコは何があっても絶対にやめないぜ！と、ジョン・デーリー）
写真／平岡純
<P><br/>


だが、その後、デーリー自身がツイッターで「オレは引退なんて言ってない」と引退報道を否定。過去のさまざまな問題行動と成績低下によって、デーリーのスポンサーはすっかり離れてしまい、今は「転戦する費用にも苦しんでいる」とこぼした言葉は本当なのだが、引退する気はまったくなく、むしろ、もう1度がんばってツアーカードを取るぜ、だから誰かスポンサーになってくれ、ぐらいの気持ちなのだそうだ。


そんなデーリーが必死なら、ゴルフとは直接関係のないことをコースで必死にやっている人々もいた。大地震に見舞われたハイチへの救済支援寄金を一生懸命に集めていた人々。どうしてゴルフの試合会場で、この活動をやっているのか？「たくさん有名人もくるし、プロゴルファーや有名人を見てハッピーになった人たちが、幸せを分けてあげたくなって寄付してくれるかもって思いました」と、寄付金集めに必死だった少女が説明してくれた。


<img alt="_DSD9477.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD9477.jpg" width="400" height="275" />
（ハイチの人々にハッピーを分けてあげたい……）
写真／平岡純
<P><br/>

いろんな必死が集まっているなあ……そう言っている私も報道陣も、実は結構、必死だ。なんせ、3コース間を結ぶシャトル（車）の便が悪く、移動は大変だし、1度コースに出たら、簡単には戻れないから、毎日、昼食は確実に抜き。足場も悪いし、カメラマンはこけるし……みんな必死だ。みんなの必死が最後に報われるといいんだけど。]]>
      
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   <title>マラソンとゴルフ</title>
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   <published>2010-02-08T21:16:21Z</published>
   <updated>2010-02-08T22:21:57Z</updated>
   
   <summary>ノーザントラストオープンが昨日終了。予選ラウンドで快走した石川遼は決勝ラウンドで...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[ノーザントラストオープンが昨日終了。予選ラウンドで快走した石川遼は決勝ラウンドで尻すぼみになり、予選ラウンドで出遅れた今田竜二は逆に決勝で上昇。終わってみれば、今田は15位タイ、石川は32位タイ。さて、この現象をどう見るか、である。


<img alt="%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%A8%EF%BC%92.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%A8%EF%BC%92.jpg" width="400" height="275" />
（尻すぼみになったことを、石川は、周囲は、さてどう見る？）
写真／平岡純
<P><br/>

マラソンに例えるなら、前半でエネルギーやパワーをセーブした今田が後半で力を出し始め、ラストスパートを見事にかけた、となる。一方の石川は出だしでピッチを上げすぎたために後半は息切れし、最後はちょっぴり足元がもたついた、というところだろう。


で、もしもゴルフがマラソンと同じ戦略戦術が通用するスポーツなら、石川は今後は、エネルギーやパワーのセーブの仕方を再考し、ペース配分を工夫しながら臨んでいけば、最終的にもっと上位でフィニッシュできるんじゃないの？ってなことになる。


だが、難しいのは、ゴルフとマラソンはまるで違うというところなのだ。ペース配分をあらかじめ考えたところで、ゴルフは、これがあてはまる代物ではない。出だしでセーブしようなんて思うと、気が抜けてしまって出遅れすぎてしまい、いくらラストスパートをかけようとしてもかからないということになりかねない。いくらラストスパートをかけようと思っても、意気込みするとかえっておかしなゴルフになるなんてことは往々にして起こりうる。それどころか、出だし、あるいは終盤に、力が抜けちゃったなあとか、もう今週はダメだなあとか、そんな諦め気分を感じていたら、反対にどうしてだか、ゴルフの調子が上がっちゃったなどという不思議現象だって起こりうる。


気持ちと裏腹、意気込みと裏腹になりやすいのがゴルフ。だから、あらかじめペース配分を考えても、これがちっとも当てはまってくれないのである。


とはいえ、米ツアーでもはや中堅クラスに数えられる今田は「ルーキーのころは予選を通りたいって気持ちでプレーしていたけど、今は予選は通って当たり前の気持ち」と語っていたわけだから、やっぱり「当たり前」の予選2日間で意気込みすぎることはそうそうない。「当たり前」の感じで予選通過さえしてしまえば、そこからが本領発揮だ、勝負だと思うわけで、ツアー経験を積んできたからこそ、そういう気持ちやエネルギーのコントロールが知らず知らずのうちにできているのだろう。


<img alt="IMG_1958.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_1958.jpg" width="380" height="253" />
（最終ラウンドを上位でプレー中にこのリラックスぶり。さすが中堅ってところ？）
写真／中島望
<P><br/>

米ツアー出場がスポンサー推薦でやっと2年目の石川に、それと同じことを望むのは酷だし、まだ若い彼に、米ツアーに挑戦できるうれしさや感動や勝手に溢れ返るエネルギーやパワーやいろんなものを「少しセーブしながらやれば？」なんて言っても、そりゃ無理だし、逆効果だ。


ただ、予選あたりでセーブはしなくていいとしても、ゴルフが4日間の競技である以上、4日目までに息切れすることだけは避けなければいけない。出だしでセーブなんてことは、もう少し経験を重ねて年を取ってから考えればいいのかもしれれないし、とりあえずはイケイケ！という具合に勢いをつけて行ってしまうほうがいいのかもしれない。でも、それならば尻すぼみにだけはならないよう、イケイケ具合を維持しなければならない。


が、石川のすごいところは、尻すぼみという結果になったところで、必ずや「尻すぼみになったね」と言われるであろうことに気づいており、「客観的にみると順位が下がった4日間でしたけど……」と前置きした上で語り始めるところだ。


石川にしてみれば、「結果は確かに尻すぼみ。そんなことは百も承知。でも、初日のいいスタートがなかったら、今、32位には居られなかった」を強調したいのだ。「順位は落ちたけど、自分なりに粘ることができた」ところに彼は満足が得られたのだから。


1ホールを残してサスペンデッドになった3日目の帰りがけ、石川は「結果は最優先じゃない。自分がやるべきことが最優先。この舞台で結果を求めるのは40年ぐらい早い」とも言っていた。そして、その通り、自分が練習を積み上げてきたものがどこまで出せてどこまで通用するかを試す自分へのチャレンジこそが彼の今の仕事。そう考えれば、最終結果を良くするためのペース配分なんてことは、今は考えるべきではないのだろう、きっと。


けれど……最終日の夜、仕事を終えて帰っていこうとしていた米メディアの女性記者が寄ってきて「リオは最終的に何位だったの？何て言ってた？さぞかし落胆していたでしょう？早く上位に残れるようになればいいわね」。うーん、この舞台に出てきている以上は、やっぱり結果が求められてしまうのだ。というより、早く石川に結果を出してほしいと願われちゃっているのだ。だから、尻すぼみの32位は「さぞかし落胆していたでしょう？」になっちゃうのが現実。


その現実がある中で、これから石川は「現実」を傍目に「自己の課題」に没頭できるのかどうか。予選通過が「すごいこと」から「ある程度、当たり前」ぐらいに前進しつつある石川にとって、これからが本当のチャレンジになる。


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   <title>要注意！</title>
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   <published>2010-02-05T00:45:15Z</published>
   <updated>2010-02-05T09:02:35Z</updated>
   
   <summary>ノーザントラストオープン初日。石川遼が「好スタートを切った」と日本に伝わるんだと...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/">
      <![CDATA[ノーザントラストオープン初日。石川遼が「好スタートを切った」と日本に伝わるんだと思う。そう、確かに米ツアーデビュー戦となった昨年のこの大会と比べれば、別人のようだ。スタートホールでは「緊張しないわけはない。緊張した」と言いながらも、3ホール目の12番からバーディを取り始め、着々とスコアを伸ばしていった。折り返し後、一時は単独2位まで浮上。ひょっとして、ホールアウト時点で首位もありえるかもなんて期待ができるほど、今日の石川はいいプレーを見せていた。折り返し後の5番までは……。


<img alt="KN7F1930.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/KN7F1930.jpg" width="380" height="253" />
（去年とは別人のように、いいプレーを見せていたけれど……）
写真／中島望
<P><br/>

6番で3パットのボギー。ずっとノーボギーで来ていたのだから、このボギーは石川にとっては少なからずショックだったに違いない。なぜって、そのあとの終盤3ホールは、それまでとは別人のようなバタバタしたプレーぶりに変わってしまったからだ。8番のボギーも、6番のボギーから来た精神面のちょっとした乱れが呼び込んだものだ。ボギーがボギーを呼ぶ。そういう流れが出てしまうことを、石川は「気持ちが弱い」と去年のマスターズあたりでも表現していた。今日の終盤も、実はそんな気持ちの弱さがちょっぴり顔を出していたと感じた。


もっとも、日本の報道陣は、やっぱり盛り上げていこうという方向性を重視して報じるわけだし、ファンも「すごいよ、遼くん！」という記事が読みたいだろうし、石川自身も、できることなら今日の良かった面と良かったイメージを心にとどめ、それを明日へ生かしていきたいのだと思う。


けれど、石川自身が最後にこんな言葉を自ら口にした。「後半の5ホール（注：実際は4ホール）は危ないゴルフをしてましたけど、なんとか踏みとどまれた。ほんとに紙一重。最後の5ホールで2オーバーしてるんで、ああいうゴルフをしていると予選通過が危うくなる」


<img alt="_DSD6276.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD6276.jpg" width="275" height="400" />
（危ないゴルフをしていたと振り返った遼くん）
写真／平岡純
<P><br/>

ゴルフは上がってナンボだ。勝負は終盤だ。もちろん今日の石川のプレーには、いいところがたくさんあった。でも、やっぱり終盤がどうであったかが重要だし、あんなにいいプレーをしていながらたった１つのボギーがきっかけで乱れ気味のゴルフが顔を出したことは「要注意！」なのである。


ただし、その要注意状態の中で、彼も言っている通り「なんとか踏みとどまれた」ことは大きい。それは昨年と今年の大きな違いであり、大きな前進だ。だから、今日は５つのバーディを奪ったホールがハイライトシーンではあるけれど、私は密かに最終ホールの9番の第3打が最高のハイライトシーンだったと思っている。9番パー４。ティショットを左ラフに入れ、そこから花道に持っていったあとの第3打。ピッチショットをピン手前50センチにぴたりと寄せてパーセーブした。もし、あそこでボギーを喫していたら、彼の「要注意！」は「厳重注意！」になっていたはずだ。そう、黄信号ではなく赤信号になっていたはずなのだ。でも、ちょっと危うい状態に陥りながらも最後の最後に見事な寄せでリカバリーできたのは素晴らしい。一番大切な終盤の終盤に、そんなセーブができたことで、石川は「危うくなっても、踏みとどまれる」という手ごたえを得たはず。だから、今日は3アンダーで回れて上位に入ったことよりも、そういう手ごたえを得たことのほうが、彼にとっての収穫だったのだと思う。

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   <title>ずるいの？自信ないの？</title>
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   <published>2010-02-01T21:58:09Z</published>
   <updated>2010-02-01T22:19:05Z</updated>
   
   <summary>昨日の今田竜二は残念だった。ファーマーズ・インシュランス・オープン最終日を2位に...</summary>
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      <![CDATA[昨日の今田竜二は残念だった。ファーマーズ・インシュランス・オープン最終日を2位に2打差でスタートした今田が、ツアー2勝目かと期待していたのだが、結果は9位へ後退となった。


<img alt="IMG_5658-2.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_5658-2.jpg" width="253" height="380" />
（残念ではあったけど、いい兆候と思いたい）
写真／中島望
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だが、最終日の順位こそ後退したものの、これは彼にとっては前進なのだと私は思う。なぜって、去年の不調ぶりから比べれば、今季4戦目にして優勝争いに絡んだことは、モチベーションや自信を高める何よりの好機になると思うからだ。


さて、その今田に尋ねてみた。「ピンアイ２問題、どう思う？」


ピンアイ２問題というのは、すでにお聞き及びの方もいるだろうが、今季から開始されたアイアンやウエッジの新溝規制において浮上した問題だ。新規制の抜け穴的存在となるピンアイ２を、フィル・ミケルソンやジョン・デーリー、ディーン・ウイルソンなどが使い始めたことに対し、スコット・マキャロンが「ずるい！」「インチキ！」とケチをつけたのである。


<img alt="_DSD4621.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/_DSD4621.jpg" width="275" height="400" />
（ショートゲームの天才と呼ばれるミケルソン。何を手にしても、うまいんだと思うけど）
写真／平岡純
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なぜ、ずるいと言っているかといえば、ピンアイ２の溝は、今回禁止されたいわゆるＵ溝だからだ。「みんながＵ溝を手放し、Ｖ溝に変えてスピンがかかりにくくなった状態でプレーしているのに、ピンアイ２でスピンをかけているキミたちは、ずるい」というのがマキャロンの主張。


が、ルール上、というか、取り決めからすると、「ピンアイ２はＯＫだ」というのが結論。なぜ、禁止されたＵ溝なのにピンアイ２はＯＫなのか？それは、ピンアイ２が「永遠にＯＫ」という、水戸黄門の印籠みたいなものを持っているからなのだ。


ピンアイ２は、90年代初期に、やはり溝規制で違法とされ、訴訟になった。で、最終的には「90年以前に製造されたピンアイ２は、どんなルール下においても永遠に適合」というお墨付きを出すことで和解したのだ。だから、そのお墨付きというか印籠というか、それが今回の新規制においても効力を発揮しているというわけだ。


もちろん、ミケルソン本人も「これはＯＫだ。誰だって使っていいんだからね」。そう、使ってもいいのである。しかし、問題は、そんな古いクラブ、もはや入手は困難だし、持っているのは昔からゴルフをしていた中年以上の選手のみ。若い選手は使ったこともないし、もちろん持ってもいないのだから、そんなアンティークみたいなものを持ち合わせている選手だけが恩恵に預かれるのは不公平という一部の選手たちの言い分。


うーん、しかし、もっと問題なのは、ピンアイ２の溝効果がどれぐらいプレーに影響を与えるかということだろう。そう、それが最も重要な問題なのだろう。


おっと、すっかり忘れていた。肝心の今田選手の返答は、「あれはＯＫですよ。ちゃんとルールでＯＫってなっているんだから、ＯＫはＯＫ」。あんまり気にしていない様子。というより、どんな溝のウエッジを手にしても、自分の技量にある程度自信があれば、技量でなんとかしてやるぜという気持ちになれるんだと思う。ショートゲームがうまい今田選手も、だから「そんなこと、つべこべ言わなくていいんじゃないの？」という姿勢になれるのである。


となると、マキャロンはあんまり技量に自信がないの？ってことになる。うーん……そう、かもね。]]>
      
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   <title>エンジン、始動！</title>
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   <published>2010-01-29T07:54:22Z</published>
   <updated>2010-01-29T08:24:12Z</updated>
   
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      <![CDATA[今週はサンディエゴ。トーリー・パインズでは、大会直前に冠スポンサーを得たファーマーズ・インシュランス・オープンが始まった。やっぱり今週の注目は、タイガー・ウッズ不在の今、名実ともにナンバー１を張る、いや張ってほしいと期待されているフィル・ミケルソンだ。彼にとってはこの大会が今季のキックオフ戦。いきなり優勝して、「しばらくの間、ツアーのけん引役は俺に任せろ」ぐらいのことを言ってほしいのだが、まあ、彼の性格からすると、そんなことは言わないだろう。


<img alt="IMG_4599.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_4599.jpg" width="380" height="253" />
（相変わらずの笑顔とファンサービスで、相変わらずの大人気）
写真／中島望
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予想通り、ミケルソンは、そんなことは言わなかった。会見でタイガーのことを尋ねられると、「これはタイガーの私的なことゆえ、ノーコメント」。まあ、それはそれでいいと思う。そもそもタイガーとミケルソンは犬猿の仲と言われる間柄だ。だから余計にミケルソンがタイガー騒動に対して何とコメントするかが注目されていたのだが、ここはコメントを避けて正解だ。


そして、うーん、さすがは優等生のミケちゃんと思わせるのが、ノーコメントだと断った上でのこんな言葉。「ゴルフ界にはタイガーの復帰が必要だ。ツアーに戻ってきて、このスポーツの一翼を担ってほしい……僕も（妻の）エイミーも、タイガーやエリンの良き友達だ。この騒動の結末が気になって仕方がないんだ」。


そりゃあ、誰もが気になる。しかし、ミケルソンがもっと気になること、というより、心配なことは、そりゃあ自分の愛妻エイミーと実母メアリーの乳がんだ。2人とも、今なお治療中。シーズンオフに行われる予定だった治療のいくつかが延期になってしまったため、ミケルソンはそれらが行われる間は試合を欠場すると決め、そのため2月のアクセンチュア・マッチプレーは出ない見込みなのだそうだ。


愛妻のため、実母のため、仕事も休んで……というのは、アメリカが大好きな良父賢父（良妻賢母ではなく、その男性バージョン）ぶり。でも、それはそれとして、やっぱり今季のミケルソンには、とにかくゴルフでナンバー１ぶりを披露してほしい。そのためにも、エイミーらの治療が無事に進み、快方へ向かってほしいと心から願う。そうなってくれれば、本当の意味でミケルソンのエンジン始動となるはずだから。


さて、ミケルソンより一足早くエンジン始動か？と思わせてくれたのが今田竜二。今日の初日はショッキングピンクのシャツで登場。ピンクの今田というのは、結構、珍しいと思った。ひょっとして初めて？うーん、ウエアの色まで完璧に覚えてはいないし、記録もしてはいないのだが、とにかく彼にしては珍しいと思う。初日は2位につけ、記者会見に呼ばれた今田。流暢な英語で答える表情は、もちろん満面の笑顔だった。


<img alt="IMG_4664.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_4664.jpg" width="380" height="253" />
（今田も笑顔で久々の記者会見に。プレーぶりは落ち着いて淡々とマイペース）
写真／中島望
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そうそう、ピンク色は、乳がんの早期発見・治療・撲滅を目指すピンクリボンを連想させる色。今田のピンクシャツに励まされてミケルソンが奮起するなんてことが、明日以降、起こるかどうかは定かではないが、とにかく今田にもミケルソンにも、奮闘してほしい。


巷では、タイガー不在による経済効果がどれだけ下がっているかを数値化することが面白がられているけれど、それらのデータは「どれほど下がったか」を強調したいがために、どうしたらダウンの度合いが大きく見せられるかを必死に探した上で示されているようなものだ。「こんなに下がってるよ」と見せたほうが、話が面白いというノリなのだ。しかし、去年だって開幕から2月半ばまではタイガーが欠場しており、タイガーがいなかった大会は入場者数がその前年より減っていた。本来ならそこと比較して今年はどうかと示すべきなのだ。なぜって、そんなふうに減少しても、ちゃんと昨季のツアーは成り立っていたのだから。それなのに、タイガーが元気で出ていたときと今とを比較しているのだから、そりゃあ数値は大幅ダウンしていて当たり前だ。


ある医者がこんなことを言っていた。「タバコの箱に書いてある喫煙者は●●になる確率が倍増するとか、何倍になるとか、ああいう数値も信用性は低いんだよ。だって、できるだけ箱に示す数字（倍率）が大きくなるようにサンプルを取って算出しているんだから。やらせみたいなもんだよ」。


なーるほど。説得力あり。だから、あちらこちらでタイガー不在のダウン効果が強調されているけれど、それらを鵜呑みにしないほうがいい。ゴルフファンの興味がダウンすることは算出云々とは無関係で、これは防げないけれど、数値が下がっているからゴルフはつまらないと単純に思うのは、単純すぎます！


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   <title>「祖父」ではなくて「父」？</title>
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   <published>2010-01-26T14:33:04Z</published>
   <updated>2010-01-26T14:53:03Z</updated>
   
   <summary>雨で延び延びになったボブ・ホープ・クラシックはビル・ハースが初優勝。一方、アーノ...</summary>
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      <![CDATA[雨で延び延びになったボブ・ホープ・クラシックはビル・ハースが初優勝。一方、アーノルド・パーマーの孫サム・サンダースは残念ながら予選落ち。祖父の「七光り」で出場したサンダースが予選落ちだったところで、ジェイ・ハースという「父」を持つビル・ハースが優勝というのが、なんとなく皮肉だ。


<img alt="IMG_4405.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_4405.jpg" width="253" height="380" />
（ジェイ・ハースの息子、ビル・ハースが初優勝！実力で勝ったぞ！って）
写真／中島望
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とはいえ、ハースはこの大会に「七光り」で出たわけではないし、すでに米ツアーメンバーとしての経験も実績も積んでいる身だから、今回のハースの場合、七光りは無関係。正真正銘の実力勝ちだ。


けれど、サンダースの予選落ちは、やっぱりパーマーにとっては残念だったのだろうなあと、つくづく思う。いくら期待しても自力ではどうにもできないもどかしさというものは、もしかすると自分が予選落ちしたときより落胆するのかもしれないなあ。なんか、こう、痒いところに手が届かないというか、言いたいことが相手に伝わらなくて悲しいやらイライラするやらを繰り返す恋人どうしのような……そんな感じ？ちょっと違うか（笑）。


<img alt="IMG_3843.jpg" src="http://www.gogol.jp/blog/funakoshi/IMG_3843.jpg" width="267" height="400" />
（こんな格好までして奮闘したけど予選落ちしちゃったサンダース。おじいちゃんも涙！？）
写真／中島望
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ハースの父、ジェイ・ハースといえば、シニア年齢になってもレギュラーツアーで頑張っていた素敵なオジサマだった。さすがに近年はレギュラーツアーにはお目見えしなくなっているが、何年前だったか、最終戦のツアー選手権でも上位に浮上し、なんかすごいオジチャンだあと思って、思わず若さの秘訣を尋ねたことがあった。確か、あのとき、あのスーパーオジチャンは、若い女性インストラクターの指導でエアロビクスなんかをやるのがいいんだと言っていた記憶がある。


そういえば、パーマーも80歳のわりには若々しいのだけれど、パーマーの若さの秘訣は何なんだろう？やっぱりエアロビ？それとも、孫の指導？ときどきベイヒルで見かける犬の散歩の日課のおかげ？長寿社会になったとはいえ、若さを保つオジチャンやオジイチャンには、それなりの秘訣があるはずだ。その秘訣は、若いころの活躍ぶりやエネルギーやパワーと、絶対に無関係ではないと思う。若いころ何かに秀でていた人は、年を取ってもイキイキしていることが多いように思う。もちろん、必ずしもそうではないが、そういう例は多いと思う。その理由は、たぶん、モチベーションの高め方と楽しみの見つけ方がうまいから、だろうなあ、きっと。]]>
      
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